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音符を書いてみましょう

ピアノは他の楽器と違って音を出すのは比較的簡単ですが、
難しい曲になるに従い音がとても多くなり、読譜も暗譜も一苦労です。

”いつまでも楽譜がスラスラ読めない”
”どうしたら譜読みが早くなるか”

このようなお話をよく聞きますが、これはもうズバリ!

”楽譜と向き合う時間をしっかりとる”
”音符の名前、拍、動きをしっかり覚える”

ということに尽きると思います。

レッスン前にちょこっと弾いただけでレッスンに来るようだったら、いつまでも音符をすらすら読み、そしてその音符を弾けるようにはなりません。

例えば好きな物語や詩などの一文を何度も何度も繰り返し読んだり、又とても好きな文で気に入って興味を持って読むと自然と覚えてしまうことはありませんか?

そのように自分の意識の中で譜面と向き合えば、文字と同じですぐに覚えていくことができると思います。

あと、新しく習った音符やリズム、そしてどうしても暗譜できない箇所があったら、音符、譜面を五線譜に書いてみるのもよい練習になりますよ。

ただ、子供用の大きな五線ノート(2段、3段等)はあまりシンガポールでは見られないようで、日系のお店にもありませんでした。
日本では近頃は各種キャラクター物の音楽ノートも多数発売されているようですね、Amazonでの購入、そしてシンガポールへの発送も可能です。

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でもわざわざ発注してまで・・・とお思いの方!大丈夫です!

無料で五線紙をダウンロードできるサイトがあります。お子さんが使える2段、3段譜もあります。

http://www.kfstudio.net/music/score03/

プリントアウトできる環境であれば一度ダウンロードして、好きな音符や記号を書く練習、そして作曲などにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

タイトルは”別れの曲”だけど・・・

常夏のシンガポール、日本のような四季感は感じられませんが、時はあっという間に過ぎて年明けからもうふた月も経ち3月になりましたね。

日本の春だけでなくこの地でも卒業式、そして転勤・帰国等の移動で泣く泣くお別れ、という状況もこれから多いのではないでしょうか。

今は学校の卒業式ではどのような歌や音楽が使われているのでしょうか?
私が記憶に残っているのは音楽の先生が式典のBGMとして生演奏して下さったショパン作曲の練習曲Op.10-3 ”別れの曲” です。

”別れの曲”というタイトルで知られた美しいメロディーですが、実はこのタイトルはショパンが付けたものではありませんし、別れを題材にした曲でもありません。

戦前に日本で公開されたショパンの伝記映画の日本語タイトルが”別れの曲” といい、この練習曲Op.10-3がメインテーマ曲として使用されていたからこの曲が”別れの曲”として有名になったといわれています。

私も練習、そして学習したことがありますが別れというよりも古き良き思い出といったノスタルジックな感じがします。あ、そうでした、”別れ”の曲ではなかったと言ったばかりでしたね!

美しいだけでなく難しい曲ですがショパンの代表作のうちの一つ、演奏できると素敵ですよ。

以下はその映画の詳細です。

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●映画「別れの曲」(原題:Abschiedswalzer)

1934年制作/ドイツ映画(日本公開:1935年)

モノクロ/モノラル/91分/配給:T&Kテレフィルム

監督:ゲツァ・フォン・ボルヴァリー

脚本:エルンスト・マリシュカ

キャスト:フレデリック・ショパン:ヴォルフガング・リーベンアイナー

     コンスタンティア・グワトコフスカ:ハンナ・ヴァーグ

     エルスナー教授:リヒャルト・ロマノスキー

     ジョルジュ・サンド:シビル・シュミッツ

     フランツ・リスト:ハンス・シュレンク

     ほか

 

 

 

 

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは、音楽家?

Singapore Art Science Musiamでレオナルド・ダ・ヴィンチ展が開催されています。春節の休暇を利用して足を運んできました。

万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチ。実は、 彼が最初は画家ではなく、音楽家として名が 通っていたということをご存知でしょうか。

フィレン ツェのロレンツォ・デ・メディチが「リラの名手」 としてレオナルドをミラノに派遣したとか、「美 しい声で歌が上手」という記述が残っているそ うです。

レオナルドとミラノで交流を持っていた 当代随一の数学者として知られるルカ・パ チョーリも、自らの著作の中で、レオナルドのこ とを「最も優れた画家、遠近法家、建築家、音楽 家」と称賛しています。現在では、画家や万能 の天才として語られることの多いレオナルドで すが、その“デビュー”は音楽家だったようです。

レオナルドはミラノの宮廷でゴンザーガ家に 仕え、結婚式や祭礼、パーティなどの演出家と してヨーロッパ中に名を馳せていきます。大が かりな機械仕掛けの舞台を作ったり、自動演奏 オルガンを作ったり、そこでの劇やコンサート などの出し物の監督をしたりと八面六臂の活 躍を見せていました。まさに宮廷パーティの総 監督のような存在だったのです。当時の権力者 にとって、宮廷で催される豪華で大規模なパー ティは政治的にも非常に重要な意味を持って いました。自らの権力を誇る、いわばステイタ ス・シンボルのようなものだったのです。そうし た意味で総合演出家として様々なアイディアを 持ち、自ら舞台デザインから大道具小道具の 設計まで手掛け、音楽家としても優秀だったと いうレオナルドは、時の権力者たちにとってな んとしてでも欲しい人材だったのかもしれませ ん。

『天は荷物を与えなず』とは、ダビンチには当てはまらないな~、などと考えながら観光客で溢れたMarina Bay Sandsでお茶を頂き、帰ってきました。

シンガポールのピアノ事情

赴任が決まり、ピアノを送るかどうするか検討されている方から
シンガポールのピアノ事情についてお問い合わせがあります。

すでにお持ちのものがある場合、ご事情が許せば、持参されるのも一案です。搬送中の湿気による劣化、破損を気にされる方もいらっしゃいますが、それは、日本でどのような環境に置き、その環境下で起こるそれらとの比較だと思います。

実際、日本のものを送られた方を何名か知っておりますが、調律後、問題なく使用されています。

昨日、生徒さんのピアノ購入のお供に、Piano from Japanへ行ってまいりました。5年はシンガポールに滞在する予定とおっしゃる5歳の生徒さんです。お母様と30台くらい試弾して、音色を確かめ、ご予算内で購入することができました。月曜日搬入、旧正月はピアノを楽しめそうです。

生徒さんより、ピアノ購入についてご相談を受けることがよくあります。断然、アコースティックのピアノを選ばれることをお勧めしています。タッチが全く異なりますし、電子ピアノとアコースティックピアノは
鍵盤楽器という共通点はあろうとも、全く別の楽器と考えるべきでしょう。

ただ、こちらは外国、多くの方がテンポラリーのお住まいです。なので、あまりにこの点を真剣に考えすぎて、スタートできないのでは、本末転倒。管理、移動の手軽さを考えて、まずは、キーボード、電子ピアノでスタートするのも、一手段かな、と思うようになりました。

小さなことでも、ご相談お受けします。気軽にお声をかけてください。

 

シンガポールのコンサートホール

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ベイエリアにど~んとかまえたこの建物、通称”ドリアン”とも言われているこれは”エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ”
シアター、ギャラリー、図書館、そしてコンサートホールも擁する複合文化施設です。
そのエスプラネードコンサートホールでは世界中の著名な演奏家の公演も多く開催されおり、日本人演奏家も訪れています。

近年ではNHK交響楽団、五嶋みどり氏(ヴァイオリン)、辻井伸行氏(ピアノ)など。4月には再度五嶋みどりさんが来られます。

2002年にオープンしたこのホール、屋根には冷房効率を上げるために日光を遮断するパネルが取り付けてあるようですよ。
なのでホール内はやはりかなり冷えています(席の場所にもよりますが)行かれる時はストール、カーディガン等を持っていくことをおすすめします。

ちなみにとある地元の人に”エスプラネードホール”といっても”え?何?それ?”と最初はわかってもらえませんでした。
やはり”ドリアン”と言うほうがポピュラーなのでしょうか?

 

 

 

 

 

シナスタジア

はじめまして、Learning stage所属講師の小柳美恵子です。

 

前々回、音には色があるというお話がありましたが、世の中にはシナスタジア(共感覚)という感覚を持っている人がいるそうです。シナスタジアというのは、ある刺激に対して、通常の感覚だけでなく、異なる種類の感覚が無意識に引き起こされる、特殊な知覚現象のことです。シナスタジアを持つ人は、文字や音に色を感じたり、形に味を感じるようです。「黄色い声」などの比喩表現とは違って、本当にそこにあるように感じるのだそうです。作曲家リストは、オーケストラに「そこはもっと青色を強く」という指示を出していたという記録が残っています。

 

昨年シンガポール・アート・ミュージアムで開かれていたSENSORIUM360°展では、香りを音楽で表現した作品が展示されていました。Goldie Pobladorというフィリピン生まれの女性アーティストによる、臭覚と聴覚が引き起こす感情や記憶をテーマにした作品です。私達はある音楽を聞いて、特定の人や場所を思い出したりすることがありますが、それと同じように、ある香りから思い出がよみがえったりすることもあるものです。これはシナスタジアではなく普通の感覚ですが、ある音楽を聞くことによって匂いを感じる人がいるそうで、このアーティストもそういうシナスタジアを持っているのか、数種類の香りを曲にして発表していました。

 

その作品に出会ってから、いろんなシナスタジアを持った人がいることを知りました。例えば、「クラシック音楽を聞くとチーズの匂いがする」、「遮断機の音は炎天下に放置された車内の匂い」とか、「自転車の急ブレーキの音はゴーヤの味がする」「足音は甘い味」←こちらは匂いではなく味ですね。いろいろ検索していたら、シナスタジアを持つ人が作品として表現した画像を見つけました。ラフマニノフ作曲”ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18より第一楽章Moderato”を聴いているときに感じる色とのことです。音楽を聴いて目の前に勝手に色が現れるって素敵ですね。シナスタジアを持つ人にまだ直に出会ったことはありませんが、直接お話を伺ってみたいものです。

 

 

ピアノの鍵盤が97鍵!!??

今回も楽器トピックスです。
”ピアノの鍵盤は全部でいくつでしょう?”
ご存知の方も多いと思いますが、そうです、”88鍵”です。
でも88鍵より多い鍵盤があるピアノも少数であるものの存在します。

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ベーゼンドルファー社のいわゆる”ベーゼンドルファー・インペリアル”と呼ばれるこのコンサートグランドピアノは88鍵盤の通常のピアノよりも低いほうに9個多く存在し、写真のように白鍵が黒く塗られています。
もちろんちゃんと音が出る鍵盤ですが、ではこの余分な(失礼!)鍵盤を使用して弾く楽曲はあるのか、そのような曲をかいた作曲家はいるのか?だとしたらどんな曲??

実はこの鍵盤は弾くための鍵盤ではないのです。
長い弦をさらに張ることで他の音が振え、より豊かな響きが得られるように作られたものだそうです。

黒く塗られているのは”ここから先は弾いちゃだめよ~、触っちゃだめよ~”と余分な鍵盤さんが親切に仰ってくれているということか?(笑)
それでも鍵盤が多い分普通のピアノサイズとも異なっていますし、紛らわしいのは間違いないです。

その訳は私のちょっと苦い経験から・・・

このインペリアルはコンサート会場でも滅多にみられない珍しいタイプのグランドピアノですが、なぜか大阪の某区民ホールにありました。
以前この会場を使って生徒さんの発表会を開催した時に、ある生徒が弾き始めの位置に戸惑ってしまい、1オクターブ下の鍵盤から弾き始めて最後までそのまま弾いてしまいました。

なんだかいつもより”低い”曲になってしまい、お客様も若干”???”と気づかれていました。
リハーサルの時間がとれなくぶっつけ本番でこのピアノ、かわいそうなことをしましたね、だいぶ前の話ですが今でも某区民センターにはこのインペリアルが置いてあるのだろうか?と少し気になっています。

もし弾く機会があったら必ず弾き始めの位置を確認、座る位置も調整して・・・と思いつつその件以来実際にインペリアルはみたこともありません。お値段も相当なものですから。(なのでなぜ区民ホールにあったのか、今でも謎です・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸せの黄色いピアノ

はじめまして、Learning Stage所属講師の内田明日香です。
よろしくお願い致します。

さて、皆さんは”ピアノの色”といえばまずほとんど最初に”黒”を思い浮かべるのではないでしょうか。
その次は茶系、ワインレッドなど、あとご家庭には少ないかもしれませんが、レストランやホテルなどではよく白いピアノを見かけます。

それらのほかにちょっとめずらしい色のピアノを紹介しましょう。

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1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災から今年で20年。
当時大阪に住んでいた私も早朝の激しい揺れと、余震におびえる恐怖は今でも覚えており、それよりも何よりも甚大な被害があった神戸のことを知り、ショックでした。

その震災の被災者や病気の人を励ますことを目的に作った市民団体が資金を募り、特注で作ったのがこの”幸せの黄色いピアノ”
兵庫県芦屋市の病院に始まりいくつかの病院にも寄贈され、この楽器を使った院内コンサートが今でもずっと開催されています。

病院に行くということは様々な事情をかかえ暗い気持ちになることもありますが、この鮮やかな黄色のピアノをみて心が温かくなって、そしてピアノの美しい音”色”を聞いて前向きに元気になられた方も多いようですよ。

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あと番外編?!

この真っ赤なピアノ、徳島県のリゾートホテル”ルネッサンスリゾート鳴門”へ数年前に旅行で行った際にロビーで発見!

少し弾かせてもらいましたが、良い音が出ていましたよ。実は外見のインパクトだけで音はどうなのか・・・・と最初は疑っていたのです(笑)

自宅に置いてあると仰々しいでしょうが、ホール等で黒い衣装を着て弾いてみると結構カッコいいのでは?!
と個人的には思いました。

音にも”色”があります。
ピアノは様々な”色”を表現できる素敵な楽器ですよ。

 

 

 

 

 

ホームページを公開しました

新年明けましておめでとうございます。
2015年の幕開けと同時にLearning stage もスタート致しました。
生徒さん、講師の方々双方に音楽を楽しく学ぶStageをご提供させて頂きたいと心から願い、頑張っていきます。

Learning Stageスタートに際し、ご協力を頂いた方々に、深くお礼を申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

須永菜穂子