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発表会を開催しました。

ご報告が遅くなりましたが、2月10日、アートハウスにて
”Chinese New Year Concert”と称し、発表会を開催しました。

Image result for アートハウス シンガポールImage result for アートハウス シンガポール緊張しながらも、皆さん普段の練習の成果を出し切ってくれました。この機会が、今後の練習の励みとなり、さらなる成長をしてくれることを心から願っています。
ご家族の皆様、ご協力ありがとうございました。

♫幼稚園生の演奏です♫

♬ヴァイオリン演奏♬

♪大人の方も参加してくれました♪

♪同級生による6手連弾♪

 

ファインアライズ株式会社からのお知らせ

Learning Stageが大変お世話になっているファインアライズ株式会社様からのお知らせです。

ピアノのお教室の運営について研究されている企業様です。
ぜひご検討ください。

・11月20日(月)発売予定のムジカノーヴァ12月号に執筆記事掲載
https://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/musicanova/yokoku.php
特集「最新 ピアノ教室運営術」として、私が執筆した記事が掲載される予定です。
テーマは「これからのピアノ教室に欠かせない――失敗しないホームページ制作の予備知識」です。

・失敗しないピアノ教室ホームページの作り方講座を開催します。
https://www.fineallies.co.jp/event/msap20180130

いままで1回2時間という限られた時間枠の中で詰め込んでいた講義を、お教室の状態別に3回に分けて開催することにいたしました。
受講費は各回3,000円ですが、Learning Stageにお問い合わせをいただけますと、無料招待していただけます。

第1回 基礎編 2018/1/30(火)10:00-12:00
基礎編では、ITの技術的な内容は触れずに、ピアノ教室HP制作に必要な基礎知識を中心に解説いたします。
ピアノ教室HPを作っても思うように効果が出ない原因などについて解説いたします。

第2回 実践編 2018/2/6(火)10:00-12:00
wordpressの使い方を解説いたします。
→HP操作など、技術的なことを学ばれたい方は是非ご参加ください。

第3回 応用編 2018/2/13(火)10:00-12:00
HP公開後、生徒が順調に集まり、さらに教室運営の質を高めていくための方法論や事例をご紹介いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

【英語の絵本ワークショップ】第一回、開催されました。

英語の絵本のワークショップ

こんにちは。はじめまして。
Learning Stageで英語を教えております田代晃代です。

10月5日(木)に、「良い絵本とは?」
というテーマで、英語の絵本のワークショップを開催しました。
対象は、1歳前後の小さなお子さんでしたので、Good Night, Gorilla (文・絵、共にPeggy Rathmann) を読みました。

この絵本は、ストーリーはとてもシンプルで
可愛らしいのですが、
どのページにも子どもの心を上手く引き付ける仕掛けが
絵の隅々に見られ、著者の絵心が何とも素敵です。
いわゆる仕掛け絵本ではないのですが、
子どもの好奇心がかきたてられる、そこが魅力の一冊です。

絵本を子どもに読む大人は、どうしても文字に気を取られ、
なかなか気付かないことも多く、
お子さんに指摘されてはじめて気付いた!
という点も多い、
大人としても発見の大きい作品です。

当日、5歳のお子さんもいらしたので、
その子のためにMrs. McNosh Hangs Up Her Wash
(文Sarah Weeks / 絵Nadine Bernard Wetcott)
を選びました。
何でもかんでもお洗濯物として干してしまう
Mrs. McNoshが最後に干してしまった物とは?!

良い絵本というのは、シンプルだけど、
しっかりとしたストーリーライン
(日本語でいう起承転結ですね)や、
子どもに訴える力のある絵など、
文と絵の絶妙なバランスがあるわけですが
(文章で語りすぎても良くないし、
絵が主張しすぎても良くない)、
そのたくさんある「良い」要素を「読み聞かせ」
という形だけにこだわり、
読み聞かせだけで終わってしまっている
場合が多いように思いますが、その絵本の良さを子どもが内面化し、継続してその絵本を自ら手に取る行為にこそ、読み聞かせの真の価値があるように思います。

子どももただ読んでもらう、
ということを繰り返すのではなく、
絵本の良さを引き出したアクティビティなどを通して、
さらに絵本の内容を「自分のものにする」
という経験を通じて、想像力を膨らませ、
豊かな感性が育まれるのです。

当日のワークの作品をご紹介しています。参加者の方のご了承を得て、掲載させていただいています。

 

 

最後に、お母さんたちのために
Leo the Late Bloomer (文Robert Kraus / 絵Jose Aruego)を
ご紹介しました。
遅咲きのレオ君のことが心配で心配で仕方がない
レオ君パパを横目に、どっしりと構え、
でも優しく見守るレオ君ママの姿勢は
見習いたいですね (*^o^*) 。

ワークショップ終了後、
「英語の絵本を選ぶ視点が変わった」という感想や、
「もっと想像力豊かに子どもと接し、絵本を読んであげたい」
という意見もあり、
「読み聞かせというと、読んで「聞かせる」
を中心に考えていたが」
「子どもたちと制作もして、より絵本を楽しみたい」という声が嬉しかったです。

また、1歳のお子さんをお持ちのお母さんから
質問を受けましたが、
「子どもがいつもページを先に進めてしまい、
本をちゃんと最後まで読み終えることができないが、
それでも良いのか?」
ということでしたが、1歳のお子さんでしたら、
絵本を手に取ること自体に意味があるので、
全然構いません。

しかも、その方が当日お持ちだった絵本は、
触感が楽しめる、さわって楽しむ仕掛け絵本だったので、
それでしたら、
「お母さんが読む」ことよりも、
「お子さんがさわる」ことに意味がありますので、
五感をフルに活用して絵本を楽しむ、
ということもこの時期のお子さんには重要ですね。
そして、
「Readers(リーダーズ)と
絵本 (Picture book) の違いが理解できた」
というコメントもいただき、とても重要なのですが、
これを語り始めるとちょっと長くなるので、
これはまた別の機会に譲りたいと思います。

次回は、10月26日(木に次のワークショップを予定しておりますので、また改めてご案内させていただきます。

SG50! シンガポールも大きな節目を迎えました。

本日は、SG50、建国記念日ですね。街中に赤と白が溢れています。建国から半世紀が過ぎ、これから新たな時代がスタートするのでしょう。

さて、講師の帰国等が重なりなかなかブログも更新できませんでしたが、学校も新学期が始めます。新しいことをスタートさせて見ませんか?曜日によって空きも出てきましたのでお問い合わせお待ちしております。

また、シンガポールで合法に音楽活動をお考えの方、シンガポールでの就業に必要な法的な手続きも会社で行いますので安心してレッスンを行うことが可能になります。ご興味がありましたら気軽にご連絡ください。

 

たくさんのお問い合わせありがとうございます。

4月に入り、新しく來星された方、新学年を向かえた方、沢山のお問い合わせありがとうございます。
現在、講師の空き状況に対し、新規のお問い合わせが非常に多く、残念なお返事をしざるを得ない状況です。

ここにお返事させていただいておりますが、改めて、お詫び申し上げます。

Learning Stageでは、シンガポールならではの先生の突然の帰国、移動により、レッスンを諦めてしまう生徒さんのヘルプを行いという思いから多面よりサポートさせていただいております。

本帰国の予定が読みにくいDPホルダーの方、PRで長期的にお住まいの方、柔軟な対応をモットーにしておりますので、是非お問い合わせください。

Learning Stage
須永菜穂子

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは、音楽家?

Singapore Art Science Musiamでレオナルド・ダ・ヴィンチ展が開催されています。春節の休暇を利用して足を運んできました。

万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチ。実は、 彼が最初は画家ではなく、音楽家として名が 通っていたということをご存知でしょうか。

フィレン ツェのロレンツォ・デ・メディチが「リラの名手」 としてレオナルドをミラノに派遣したとか、「美 しい声で歌が上手」という記述が残っているそ うです。

レオナルドとミラノで交流を持っていた 当代随一の数学者として知られるルカ・パ チョーリも、自らの著作の中で、レオナルドのこ とを「最も優れた画家、遠近法家、建築家、音楽 家」と称賛しています。現在では、画家や万能 の天才として語られることの多いレオナルドで すが、その“デビュー”は音楽家だったようです。

レオナルドはミラノの宮廷でゴンザーガ家に 仕え、結婚式や祭礼、パーティなどの演出家と してヨーロッパ中に名を馳せていきます。大が かりな機械仕掛けの舞台を作ったり、自動演奏 オルガンを作ったり、そこでの劇やコンサート などの出し物の監督をしたりと八面六臂の活 躍を見せていました。まさに宮廷パーティの総 監督のような存在だったのです。当時の権力者 にとって、宮廷で催される豪華で大規模なパー ティは政治的にも非常に重要な意味を持って いました。自らの権力を誇る、いわばステイタ ス・シンボルのようなものだったのです。そうし た意味で総合演出家として様々なアイディアを 持ち、自ら舞台デザインから大道具小道具の 設計まで手掛け、音楽家としても優秀だったと いうレオナルドは、時の権力者たちにとってな んとしてでも欲しい人材だったのかもしれませ ん。

『天は荷物を与えなず』とは、ダビンチには当てはまらないな~、などと考えながら観光客で溢れたMarina Bay Sandsでお茶を頂き、帰ってきました。

シンガポールのピアノ事情

赴任が決まり、ピアノを送るかどうするか検討されている方から
シンガポールのピアノ事情についてお問い合わせがあります。

すでにお持ちのものがある場合、ご事情が許せば、持参されるのも一案です。搬送中の湿気による劣化、破損を気にされる方もいらっしゃいますが、それは、日本でどのような環境に置き、その環境下で起こるそれらとの比較だと思います。

実際、日本のものを送られた方を何名か知っておりますが、調律後、問題なく使用されています。

昨日、生徒さんのピアノ購入のお供に、Piano from Japanへ行ってまいりました。5年はシンガポールに滞在する予定とおっしゃる5歳の生徒さんです。お母様と30台くらい試弾して、音色を確かめ、ご予算内で購入することができました。月曜日搬入、旧正月はピアノを楽しめそうです。

生徒さんより、ピアノ購入についてご相談を受けることがよくあります。断然、アコースティックのピアノを選ばれることをお勧めしています。タッチが全く異なりますし、電子ピアノとアコースティックピアノは
鍵盤楽器という共通点はあろうとも、全く別の楽器と考えるべきでしょう。

ただ、こちらは外国、多くの方がテンポラリーのお住まいです。なので、あまりにこの点を真剣に考えすぎて、スタートできないのでは、本末転倒。管理、移動の手軽さを考えて、まずは、キーボード、電子ピアノでスタートするのも、一手段かな、と思うようになりました。

小さなことでも、ご相談お受けします。気軽にお声をかけてください。

 

シナスタジア

はじめまして、Learning stage所属講師の小柳美恵子です。

 

前々回、音には色があるというお話がありましたが、世の中にはシナスタジア(共感覚)という感覚を持っている人がいるそうです。シナスタジアというのは、ある刺激に対して、通常の感覚だけでなく、異なる種類の感覚が無意識に引き起こされる、特殊な知覚現象のことです。シナスタジアを持つ人は、文字や音に色を感じたり、形に味を感じるようです。「黄色い声」などの比喩表現とは違って、本当にそこにあるように感じるのだそうです。作曲家リストは、オーケストラに「そこはもっと青色を強く」という指示を出していたという記録が残っています。

 

昨年シンガポール・アート・ミュージアムで開かれていたSENSORIUM360°展では、香りを音楽で表現した作品が展示されていました。Goldie Pobladorというフィリピン生まれの女性アーティストによる、臭覚と聴覚が引き起こす感情や記憶をテーマにした作品です。私達はある音楽を聞いて、特定の人や場所を思い出したりすることがありますが、それと同じように、ある香りから思い出がよみがえったりすることもあるものです。これはシナスタジアではなく普通の感覚ですが、ある音楽を聞くことによって匂いを感じる人がいるそうで、このアーティストもそういうシナスタジアを持っているのか、数種類の香りを曲にして発表していました。

 

その作品に出会ってから、いろんなシナスタジアを持った人がいることを知りました。例えば、「クラシック音楽を聞くとチーズの匂いがする」、「遮断機の音は炎天下に放置された車内の匂い」とか、「自転車の急ブレーキの音はゴーヤの味がする」「足音は甘い味」←こちらは匂いではなく味ですね。いろいろ検索していたら、シナスタジアを持つ人が作品として表現した画像を見つけました。ラフマニノフ作曲”ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18より第一楽章Moderato”を聴いているときに感じる色とのことです。音楽を聴いて目の前に勝手に色が現れるって素敵ですね。シナスタジアを持つ人にまだ直に出会ったことはありませんが、直接お話を伺ってみたいものです。