ファインアライズ株式会社からのお知らせ

Learning Stageが大変お世話になっているファインアライズ株式会社様からのお知らせです。

ピアノのお教室の運営について研究されている企業様です。
ぜひご検討ください。

・11月20日(月)発売予定のムジカノーヴァ12月号に執筆記事掲載
https://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/musicanova/yokoku.php
特集「最新 ピアノ教室運営術」として、私が執筆した記事が掲載される予定です。
テーマは「これからのピアノ教室に欠かせない――失敗しないホームページ制作の予備知識」です。

・失敗しないピアノ教室ホームページの作り方講座を開催します。
https://www.fineallies.co.jp/event/msap20180130

いままで1回2時間という限られた時間枠の中で詰め込んでいた講義を、お教室の状態別に3回に分けて開催することにいたしました。
受講費は各回3,000円ですが、Learning Stageにお問い合わせをいただけますと、無料招待していただけます。

第1回 基礎編 2018/1/30(火)10:00-12:00
基礎編では、ITの技術的な内容は触れずに、ピアノ教室HP制作に必要な基礎知識を中心に解説いたします。
ピアノ教室HPを作っても思うように効果が出ない原因などについて解説いたします。

第2回 実践編 2018/2/6(火)10:00-12:00
wordpressの使い方を解説いたします。
→HP操作など、技術的なことを学ばれたい方は是非ご参加ください。

第3回 応用編 2018/2/13(火)10:00-12:00
HP公開後、生徒が順調に集まり、さらに教室運営の質を高めていくための方法論や事例をご紹介いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

【英語の絵本ワークショップ】第一回、開催されました。

英語の絵本のワークショップ

こんにちは。はじめまして。
Learning Stageで英語を教えております田代晃代です。

10月5日(木)に、「良い絵本とは?」
というテーマで、英語の絵本のワークショップを開催しました。
対象は、1歳前後の小さなお子さんでしたので、Good Night, Gorilla (文・絵、共にPeggy Rathmann) を読みました。

この絵本は、ストーリーはとてもシンプルで
可愛らしいのですが、
どのページにも子どもの心を上手く引き付ける仕掛けが
絵の隅々に見られ、著者の絵心が何とも素敵です。
いわゆる仕掛け絵本ではないのですが、
子どもの好奇心がかきたてられる、そこが魅力の一冊です。

絵本を子どもに読む大人は、どうしても文字に気を取られ、
なかなか気付かないことも多く、
お子さんに指摘されてはじめて気付いた!
という点も多い、
大人としても発見の大きい作品です。

当日、5歳のお子さんもいらしたので、
その子のためにMrs. McNosh Hangs Up Her Wash
(文Sarah Weeks / 絵Nadine Bernard Wetcott)
を選びました。
何でもかんでもお洗濯物として干してしまう
Mrs. McNoshが最後に干してしまった物とは?!

良い絵本というのは、シンプルだけど、
しっかりとしたストーリーライン
(日本語でいう起承転結ですね)や、
子どもに訴える力のある絵など、
文と絵の絶妙なバランスがあるわけですが
(文章で語りすぎても良くないし、
絵が主張しすぎても良くない)、
そのたくさんある「良い」要素を「読み聞かせ」
という形だけにこだわり、
読み聞かせだけで終わってしまっている
場合が多いように思いますが、その絵本の良さを子どもが内面化し、継続してその絵本を自ら手に取る行為にこそ、読み聞かせの真の価値があるように思います。

子どももただ読んでもらう、
ということを繰り返すのではなく、
絵本の良さを引き出したアクティビティなどを通して、
さらに絵本の内容を「自分のものにする」
という経験を通じて、想像力を膨らませ、
豊かな感性が育まれるのです。

当日のワークの作品をご紹介しています。参加者の方のご了承を得て、掲載させていただいています。

 

 

最後に、お母さんたちのために
Leo the Late Bloomer (文Robert Kraus / 絵Jose Aruego)を
ご紹介しました。
遅咲きのレオ君のことが心配で心配で仕方がない
レオ君パパを横目に、どっしりと構え、
でも優しく見守るレオ君ママの姿勢は
見習いたいですね (*^o^*) 。

ワークショップ終了後、
「英語の絵本を選ぶ視点が変わった」という感想や、
「もっと想像力豊かに子どもと接し、絵本を読んであげたい」
という意見もあり、
「読み聞かせというと、読んで「聞かせる」
を中心に考えていたが」
「子どもたちと制作もして、より絵本を楽しみたい」という声が嬉しかったです。

また、1歳のお子さんをお持ちのお母さんから
質問を受けましたが、
「子どもがいつもページを先に進めてしまい、
本をちゃんと最後まで読み終えることができないが、
それでも良いのか?」
ということでしたが、1歳のお子さんでしたら、
絵本を手に取ること自体に意味があるので、
全然構いません。

しかも、その方が当日お持ちだった絵本は、
触感が楽しめる、さわって楽しむ仕掛け絵本だったので、
それでしたら、
「お母さんが読む」ことよりも、
「お子さんがさわる」ことに意味がありますので、
五感をフルに活用して絵本を楽しむ、
ということもこの時期のお子さんには重要ですね。
そして、
「Readers(リーダーズ)と
絵本 (Picture book) の違いが理解できた」
というコメントもいただき、とても重要なのですが、
これを語り始めるとちょっと長くなるので、
これはまた別の機会に譲りたいと思います。

次回は、10月26日(木に次のワークショップを予定しておりますので、また改めてご案内させていただきます。

SG50! シンガポールも大きな節目を迎えました。

本日は、SG50、建国記念日ですね。街中に赤と白が溢れています。建国から半世紀が過ぎ、これから新たな時代がスタートするのでしょう。

さて、講師の帰国等が重なりなかなかブログも更新できませんでしたが、学校も新学期が始めます。新しいことをスタートさせて見ませんか?曜日によって空きも出てきましたのでお問い合わせお待ちしております。

また、シンガポールで合法に音楽活動をお考えの方、シンガポールでの就業に必要な法的な手続きも会社で行いますので安心してレッスンを行うことが可能になります。ご興味がありましたら気軽にご連絡ください。

 

レッスンを継続することの意義

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(シンガポールには残念ながら持ってこれなかったピアノ。実家に引き取られてお留守番です。いつまでのお留守番になるのでしょうか。。。。)

今が一番暑いシンガポールですね。雨季の(若干)涼しい時が恋しいです。

さて、先月より体験レッスンのお申し込みもたくさんあり、ご家庭を訪問しています。皆さんが持ってきたテキストを見ていると、行く先々でしっかりとレッスンを続けてきたのだなぁと感心します。

国内外の転勤・転校は親子共々時には大変なストレスです。
でも、音楽は世界の共通言語、どこに行っても誰に会っても音楽で通じ合うこともできます。
お引越しごとに少々のブランクができてしまうのは仕方がないことですが、再開してもすぐに読譜やテクニック、表現の勘が戻るようになるにはやはり継続してレッスンを受けることが大切です。

それに時間をかけて身に着けたことは頭でも体でも少しは覚えているものなのです。スポーツでも同じですね。

又楽器を弾くことで不安やストレスの解消にもなり、そして何か没頭できる趣味を持つことで生活が充実しますね。

いつもたくさんのお問い合わせありがとうございます。
Lerning-Stageでは

・午前中、午後の早い時間にレッスンをしたい大人の方
・仕事帰宅後、他の習い事の後で夜間訪問レッスンをご希望の方(時間・場所等条件によります。ご相談下さい)

も募集致しております。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

今秋はショパン国際ピアノコンクールの年です

ピアノの作曲家と言われて皆さんは誰を思い浮かべますか?

モーツァルト、ベートーヴェン、バッハ・・・・など?
と同時にやはり”ショパン”ピアノの詩人と言われるポーランドの作曲家、ショパンはどうでしょうか?
美しく、万人に馴染みのあるピアノ曲をたくさん作曲していますね。

演奏家のための国際コンクールの登竜門である
”ショパン国際ピアノコンクール”
このコンクールは5年に1度の開催、オリンピックやサッカーワールドカップより少し長い間隔での開催ですが今秋に第17回目が開催されます。

一昔前に日本でも大ブームとなったブーニン氏、
”中国のキムタク?!”とも呼ばれ日本のアイドルグループのTVにも出演した中国のピアニストユンディ・リ氏、など優勝者や入賞者には世界的演奏家が名を連ねています。

我が日本のピアニストも毎回たくさんの人数が参加していますが、
残念ながらまだ優勝者はなく、今のところ2位が最高位です。

”たくさんの”とは書きましたが、出場までにはハードルがかなり高く、
予選に参加するのも選ばれた人のみ、まず”予選の予選”まで開かれて
出場者を厳選するのです。

そうして選ばれた日本の出場者は今回12人。
10月3日からのコンクールに期待しております。
日本では年々若い優秀なピアニストが出てきている昨今、
そろそろ日本人の優勝者が出るかも・・とも言われているようです。

詳細は下記公式サイトをご覧下さい。

http://chopincompetition2015.com/#/news

場所はショパンの祖国、ポーランドのワルシャワ。
日本の旅行会社はコンクール観覧ツアーもやっていますよ。
コンクール観覧に観光、最高ですね!

でも私はサイトのライブ配信で我慢します・・・・

たくさんのお問い合わせありがとうございます。

4月に入り、新しく來星された方、新学年を向かえた方、沢山のお問い合わせありがとうございます。
現在、講師の空き状況に対し、新規のお問い合わせが非常に多く、残念なお返事をしざるを得ない状況です。

ここにお返事させていただいておりますが、改めて、お詫び申し上げます。

Learning Stageでは、シンガポールならではの先生の突然の帰国、移動により、レッスンを諦めてしまう生徒さんのヘルプを行いという思いから多面よりサポートさせていただいております。

本帰国の予定が読みにくいDPホルダーの方、PRで長期的にお住まいの方、柔軟な対応をモットーにしておりますので、是非お問い合わせください。

Learning Stage
須永菜穂子

 

 

春です!新しい環境でピアノを始めてみませんか?~日本人講師による出張レッスンのメリット~

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(日本在住時の自宅マンションより。ベランダからお花見ができて絶景でした。この時期がくるといつも思い出します)

こんにちは。Learning-stage所属ピアノ講師、内田明日香です。

常夏のシンガポールですが、日本の友人、知人たちから送られた美しい桜の写真やお花見の写真を存分に楽しんでおります。
なので”日本の春”はこちらでも若干は感じております。

さて、今春よりシンガポールに移ってこられた方もおられると思います。
私も4月上旬で在星2年が経ち、あっという間に3年目に突入しました。

日本でピアノを習っていたお子さん、そして大人の方も泣く泣く日本でのレッスンを終了し、慣れ親しんだ先生とも名残惜しいお別れをしてこられた人も多いのではないでしょうか?

・せっかく身に付けたテクニックや読譜能力をブランクなく継続させたい

・シンガポールでも様々な曲に取り組み、発表会や弾きあい会などにも参加してみたい

・ピアノを習ってみたい、始めたいが外国人講師や外国語でのレッスンは不安・・・
やはり日本語でのレッスン環境や日本の教材でのレッスンを望んでいる

等々、シンガポールでも日本人ピアノ講師のレッスンご希望の方!
ぜひLearning~Stageまでお問い合わせ下さい。

現在、出張レッスン中心に(地域によります。詳細はお問い合わせ下さい)レッスンを行っておりますが、日本でも近年は増えてきた
”出張レッスン”

なんといっても最大のメリットは通い時間がいらなく時間が有効に使えること。昨今忙しい幼・小・中学生は学校・塾の勉強や他の習い事とのスケジュールの都合もありますね。そして送り迎えをする親御さんたちにとっては負担も軽減されますのでスタートしたくなった時が始め時!
ちょっと古いですが”今でしょ!”(笑)

ここは治安は良く安全、地元の人々も親切で、何かあれば皆助けてくれる人も多いとはいえここは外国で私たちは外国人。
ある程度の年齢になるまでは子供だけで通うのはあまりおすすめしません。

その他のメリットとしては
レッスン風景が親御さんも見られる、もしくは聞こえてくるのでレッスンの状況やわが子の状態を把握しやすい、先生ともコミュニケーションをはかれやすい、来訪者があるということで家を片付けようという気になり、家がきれいになる(笑)←(お家ウォッチングに行くわけではないのでもちろん普段通りで結構ですよ~)などでしょうか。

楽器を持ってくることができなかった、もしくはこちらで購入予定、という方もぜひご相談下さい。

音符を書いてみましょう

ピアノは他の楽器と違って音を出すのは比較的簡単ですが、
難しい曲になるに従い音がとても多くなり、読譜も暗譜も一苦労です。

”いつまでも楽譜がスラスラ読めない”
”どうしたら譜読みが早くなるか”

このようなお話をよく聞きますが、これはもうズバリ!

”楽譜と向き合う時間をしっかりとる”
”音符の名前、拍、動きをしっかり覚える”

ということに尽きると思います。

レッスン前にちょこっと弾いただけでレッスンに来るようだったら、いつまでも音符をすらすら読み、そしてその音符を弾けるようにはなりません。

例えば好きな物語や詩などの一文を何度も何度も繰り返し読んだり、又とても好きな文で気に入って興味を持って読むと自然と覚えてしまうことはありませんか?

そのように自分の意識の中で譜面と向き合えば、文字と同じですぐに覚えていくことができると思います。

あと、新しく習った音符やリズム、そしてどうしても暗譜できない箇所があったら、音符、譜面を五線譜に書いてみるのもよい練習になりますよ。

ただ、子供用の大きな五線ノート(2段、3段等)はあまりシンガポールでは見られないようで、日系のお店にもありませんでした。
日本では近頃は各種キャラクター物の音楽ノートも多数発売されているようですね、Amazonでの購入、そしてシンガポールへの発送も可能です。

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でもわざわざ発注してまで・・・とお思いの方!大丈夫です!

無料で五線紙をダウンロードできるサイトがあります。お子さんが使える2段、3段譜もあります。

http://www.kfstudio.net/music/score03/

プリントアウトできる環境であれば一度ダウンロードして、好きな音符や記号を書く練習、そして作曲などにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

タイトルは”別れの曲”だけど・・・

常夏のシンガポール、日本のような四季感は感じられませんが、時はあっという間に過ぎて年明けからもうふた月も経ち3月になりましたね。

日本の春だけでなくこの地でも卒業式、そして転勤・帰国等の移動で泣く泣くお別れ、という状況もこれから多いのではないでしょうか。

今は学校の卒業式ではどのような歌や音楽が使われているのでしょうか?
私が記憶に残っているのは音楽の先生が式典のBGMとして生演奏して下さったショパン作曲の練習曲Op.10-3 ”別れの曲” です。

”別れの曲”というタイトルで知られた美しいメロディーですが、実はこのタイトルはショパンが付けたものではありませんし、別れを題材にした曲でもありません。

戦前に日本で公開されたショパンの伝記映画の日本語タイトルが”別れの曲” といい、この練習曲Op.10-3がメインテーマ曲として使用されていたからこの曲が”別れの曲”として有名になったといわれています。

私も練習、そして学習したことがありますが別れというよりも古き良き思い出といったノスタルジックな感じがします。あ、そうでした、”別れ”の曲ではなかったと言ったばかりでしたね!

美しいだけでなく難しい曲ですがショパンの代表作のうちの一つ、演奏できると素敵ですよ。

以下はその映画の詳細です。

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●映画「別れの曲」(原題:Abschiedswalzer)

1934年制作/ドイツ映画(日本公開:1935年)

モノクロ/モノラル/91分/配給:T&Kテレフィルム

監督:ゲツァ・フォン・ボルヴァリー

脚本:エルンスト・マリシュカ

キャスト:フレデリック・ショパン:ヴォルフガング・リーベンアイナー

     コンスタンティア・グワトコフスカ:ハンナ・ヴァーグ

     エルスナー教授:リヒャルト・ロマノスキー

     ジョルジュ・サンド:シビル・シュミッツ

     フランツ・リスト:ハンス・シュレンク

     ほか