シンガポールのピアノ事情

赴任が決まり、ピアノを送るかどうするか検討されている方から
シンガポールのピアノ事情についてお問い合わせがあります。

すでにお持ちのものがある場合、ご事情が許せば、持参されるのも一案です。搬送中の湿気による劣化、破損を気にされる方もいらっしゃいますが、それは、日本でどのような環境に置き、その環境下で起こるそれらとの比較だと思います。

実際、日本のものを送られた方を何名か知っておりますが、調律後、問題なく使用されています。

昨日、生徒さんのピアノ購入のお供に、Piano from Japanへ行ってまいりました。5年はシンガポールに滞在する予定とおっしゃる5歳の生徒さんです。お母様と30台くらい試弾して、音色を確かめ、ご予算内で購入することができました。月曜日搬入、旧正月はピアノを楽しめそうです。

生徒さんより、ピアノ購入についてご相談を受けることがよくあります。断然、アコースティックのピアノを選ばれることをお勧めしています。タッチが全く異なりますし、電子ピアノとアコースティックピアノは
鍵盤楽器という共通点はあろうとも、全く別の楽器と考えるべきでしょう。

ただ、こちらは外国、多くの方がテンポラリーのお住まいです。なので、あまりにこの点を真剣に考えすぎて、スタートできないのでは、本末転倒。管理、移動の手軽さを考えて、まずは、キーボード、電子ピアノでスタートするのも、一手段かな、と思うようになりました。

小さなことでも、ご相談お受けします。気軽にお声をかけてください。