はじめまして、Learning Stage所属講師の内田明日香です。
よろしくお願い致します。
さて、皆さんは”ピアノの色”といえばまずほとんど最初に”黒”を思い浮かべるのではないでしょうか。
その次は茶系、ワインレッドなど、あとご家庭には少ないかもしれませんが、レストランやホテルなどではよく白いピアノを見かけます。
それらのほかにちょっとめずらしい色のピアノを紹介しましょう。
1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災から今年で20年。
当時大阪に住んでいた私も早朝の激しい揺れと、余震におびえる恐怖は今でも覚えており、それよりも何よりも甚大な被害があった神戸のことを知り、ショックでした。
その震災の被災者や病気の人を励ますことを目的に作った市民団体が資金を募り、特注で作ったのがこの”幸せの黄色いピアノ”
兵庫県芦屋市の病院に始まりいくつかの病院にも寄贈され、この楽器を使った院内コンサートが今でもずっと開催されています。
病院に行くということは様々な事情をかかえ暗い気持ちになることもありますが、この鮮やかな黄色のピアノをみて心が温かくなって、そしてピアノの美しい音”色”を聞いて前向きに元気になられた方も多いようですよ。
この真っ赤なピアノ、徳島県のリゾートホテル”ルネッサンスリゾート鳴門”へ数年前に旅行で行った際にロビーで発見!
少し弾かせてもらいましたが、良い音が出ていましたよ。実は外見のインパクトだけで音はどうなのか・・・・と最初は疑っていたのです(笑)
自宅に置いてあると仰々しいでしょうが、ホール等で黒い衣装を着て弾いてみると結構カッコいいのでは?!
と個人的には思いました。
音にも”色”があります。
ピアノは様々な”色”を表現できる素敵な楽器ですよ。
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