【インター生のライティング】小学校~高校の学年別の目安

インターに通う小学生・中学生・高校生の生徒さんのライティングを見ていますと、インター生だから自然と英語の文章が上手に書けるようになる、と侮ってはいけないと常々、痛感します。

まず、インターの小学生の場合、アカデミック・ライティングの機会が少ないのか、自分の考えを論理的に展開することに慣れていないことが少なくありません。

もちろん年齢的に不得意なのは否めませんが、話をするように文を書いてしまい、とりとめのない文章になっていないか?と、時々確認してみることで改善されることも多々あります。

文法を体系的に学んでいないこともあり、ライティングで書き手の文法の理解度が判明しますので、確認が必要な文法事項は、できるだけ早い段階でカバーしていきましょう。

 

一方、中学生・高校生のライティングは、語彙力不足が目立ちます。

また、コンマやセミコロン、コロンの使い方がランダムで、注意が必要です。

小学生にも伝えることですが、書いている英文の表現がカジュアルすぎないか?という認識が薄いため、ライティングにふさわしいフォーマルな表現を身につけていくことも大切です。

一般的な傾向として、文章を簡潔に書く練習が不可欠になってきます。

小学生にも共通することですが、適切なライティング指導を早い時期から取り入れることの重要性を痛切に感じることが多いです。

 

そこで、ライティング力の向上としてお勧めなのは、英語の各種能力試験で、ライティングのスコアを徐々に上げられるよう取り組んでみることです。

英検、IELTS、TOEICやTOEFLなど、様々な英語試験がある中、内容に差はあるものの、ライティングのスコアの基準は、試験によって、それほど大きく変わるものではありません。

採点者である第三者の評価を基準に、ご自身のライティング力を測り、同じ試験を通じて、少しずつスコアを上げていくことが理想です。

 

ただ、英検1級のライティングでも、長くて240語程度、TOEFLも300語です。

それくらいは書けるとしても、今度は、海外の大学受験の際に必要になってくるエッセイは、この比ではありません。

もちろん、100~200語程度の回答を求められることもあれば、Common Applicationのエッセイの場合は、650語ほどです。

100~200語の回答は、論点整理をした上で、簡潔に書き上げることが重要ですが、650語のエッセイは、TOEFLの300語の倍以上の語数です。

米国の場合、多くの大学は Common Applicationという複数の大学に共通のエッセイを提出する形を取っていることがあり、同じエッセイを複数校への送信が可能になります。

このコロナ禍、テーマは3年連続、同じものとなっています。

アメリカ留学 – Common Applicationエッセイのコツ – Wordvice

最近の傾向として、Share a story from your life的な課題が目立ち、アカデミック・ライティングの順序立てて論理的に話を展開するという側面は必要としつつも、クリエイティブ・ライティング的なフィクションの要素も盛り込んでいくという意味では、語数に加え、内容も難易度が高めです。

ここで問題になるのは、中身か面白いかどうか、ということよりも、書きたい内容をより物語風に描写できる、豊富な語彙力や読み手を引き付けるような表現をいかに使いこなせているか、というところです。

そのような文章が書けるかどうかは、そうした文にいかに触れてきたか、というところが勝負の分かれ目となります。

理系であっても、高校で難易度の高い英語の授業を積極的に受講してきた子ほど、SATのリーディングのスコアも高得点ですし、大学受験のエッセイに関しても、文章力が確実にあります。

高校3年生になって慌てないためにも、日頃から、ライティング力を着実に上げていく努力を続けていきましょう。

 

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表現力アップにつながる英文ライティングの心得

インターの生徒さん、特に小学生のライティングの特徴として、

長々と文章を書いてしまい、話をするかの如く英文を書く、

という傾向が見られます。

 

英語のライティングで心掛けてほしいことは、

① 書き言葉と話し言葉は違う、と意識する

② 繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換える、

③ 時制や品詞を一致させる、

④ 使用する接続詞の幅を広げる、

⑤ 具体例を書く。

 

① 書き言葉と話し言葉は違うとは、カジュアルな話し言葉を避け、フォーマルな書き言葉に変換していくことです。例えば、

really → very

get → have/become

doesn’t → does not

you → people/one

② 繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換える これは、語彙力もつき、リーディング力にもつながりますので、おすすめです。例えば、

good → positive/beneficial

to buy → to purchase

problem → issue

to think → to believe/trust

①にも通じることですが、左が話し言葉、右が書き言葉ですね。

③ 時制や品詞を一致させる これは、動詞の時制や、品詞の違いといった基本的な英文法が身についていることが前提となりますので、小学生であっても、体系的に文法を学習することは大切です。例えば、

Endangered animals are at risk and suffered…

Endangered animals are at risk and suffer…

Cost and comfortable are the reasons why…

Cost and comfort are…

三人称単数の現在形には-sを付ける、というのもそうですね。

④ 使用する接続詞の幅を広げる 基本的にand, but, so, becauseなどを別の接続詞に代えていきましょう。例えば、

and → In addition/Further/Moreover

but → However/On the other hand/In contrast

so → Therefore/In conclusion/Consequently

because → since/as

because of → due to

また、after, before, as, while, until, because, since, unless, although, if などの従位接続詞を文頭に用いる文構造も使えるようにしましょう。

People are losing their jobs after the pandemic.

After the pandemic, people are losing their jobs.

And, or, but, soの等位接続詞を用いたcompound sentence(重文)から、従属接続詞を用いたcomplex sentence(複文)まで、多様なセンテンス・パターンでエッセイを展開できるようにしたいですね。

Complex Sentenceとは? | オンライン英語レッスン (learning-stage.com)

⑤ 具体例を書く 具体例を述べることにより、内容に深みが出ますし、説得力も増します。ライティングの採点者は、同じような主張のエッセイをたくさん読んでいますので、その中でも、いかに説得力のある具体例を盛り込めるかで得点に差が生じるといっても過言ではありません。練習問題に取り組んでいる時こそリサーチをした上で、深みのある内容が書けるようにしましょう。普段から具体的な事例を書く練習をしていないと、本番で時間制限がある中で、的確な具体例を思いつくことは、恐らくありません。

 

では、上記のポイントは、実際どのような効果があるのでしょう?

以下は、英検のライティングにおける採点基準です。

ライティングテストの採点に関する観点および注意点(準2級) | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

英検のライティングテストの採点観点の(1)内容は、⑤具体例を書くことが必要とありますね。

(2)の構成は、④使用する接続詞の幅を広げると良いでしょう。

(3)語彙は、②繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換えることや①書き言葉と話し言葉に気を付けていきましょう。

(4)文法は、③時制や品詞を一致させることに加え、④使用する接続詞の幅を広げることを心掛けると良いですね。

 

ライティングは、文法などの技術面も大事ですが、一方、深みがあり、説得力のある文章を書くには、普段から様々な英文に触れていることも大切です。どのようなテーマを出題されても対応できるよう、たくさんの英語の媒体に触れておく努力もしていきましょう。

Complex Sentenceとは?

今年も新学期が始まりましたね。

皆様にとって、有意義な一年でありますよう、お祈りいたします。

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G4(小4)くらいからでしょうか。

学校のレポートカードに「今後は、complex sentence を積極的に書いていけるようにしましょう」というコメントを目にするようになります。

一見、より複雑な文を書けるようにしましょう、と言ってるように見えますが、厳密には、そうではありません。

英文には、simple sentence と compound sentence、そして complex sentence があります。

I am tired. という simple sentence(単文)と比べ、

Compound sentence (重文)は、たいてい and, or, so, but などのcoordinating conjunction(等位接続詞)を文中に用います。

I was tired and sleepy.

Bob was tired, so he went to bed. などですね。

では、complex sentence(複文)の場合は、Unless, As, While, Until, Before, After, Because, Since などの subordinating conjunction(従属接続詞)を使用することが多いです。

Since I was tired, I went to bed. という感じですね。

Feeling tired, I went to bed. も同じく複文ですが、この場合、接続詞はありませんが、主節と従属節から成ります。

 

小学校低学年のうちは and, or, but, so などの接続詞を頻繁に使っていたとしても、G4くらいからは、 complex sentence を意識していきましょう。

そのために、Unless, As, While, Until, Before, After, Because, Since といった接続詞を文頭に持ってきて、文を書く練習から始めてみるのがお勧めですよ。

ライティングの際、全て複文で書くと良いということではありません。Simple, compound, complex など、様々な形のセンテンスをバランスよく組み合わせることで、文章が読みやすくなりますので、意識してみると良いでしょう。

 

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