【米国大学受験】どんなエッセイを書けば良い?エッセイを書くポイントやコツは?

前回の投稿で紹介した、小林さやかさんのTOEFLスコアは、

リーディングとリスニングといったインプットのスキルが、

スピーキングやライティングのアウトプットのスキルを上回っていました。

これは、国内の一般的な英語学習者の傾向ではないでしょうか。

 

一方、インターに通う生徒さんは、たいてい、

アカデミックな場面で重要なリーディングとライティングよりも、

日常的なスキルに直結するリスニングとスピーキングの方で高得点を取りやすいです。

 

いずれにしても、両者共に、やはりライティングが、ネックとなります。

ライティングは、結果が出るまでに時間がかかるという面はありますが、

英語4技能の中でも、確実に伸ばせるスキルでもあります。

 

最近は、米国大学受験も、SATはオプションまたは全く見ない大学が増えるなど、

エッセイは今まで以上に比重が高くなる傾向にあります。

 

では、どのようなエッセイが求められるのか気になりますよね。

内容は?そして、ライティング力というのはどう評価されるものなのか?

 

下記サイトは、アイビーリーグ校の合格者が書いたエッセイを紹介している。

8 Strong Ivy League Essay Examples | CollegeVine Blog

How They Got Into The Ivy League (25 essay examples) – Walnut Education

 

どれも、複数のアイビーリーグの合格を勝ち取ったエッセイばかりなので、

これを基に、随所に見られる共通点や日本人にも参考になる点を、具体的にいくつか挙げてみたい。

 

①日本人特有の経験や特徴を前面に出す

②表現の幅を広げる

③読書量を増やす

④英語で考える

 

① 日本人特有の経験や特徴を前面に出す

まずは、内容から。

サンプルエッセイを読んでいると分かるが、

ヒスパニック系アメリカ人は、ヒスパニック系特有の経験を積極的に書き、

中国人は中国人特有のアイデンティティーを題材にしていることが多い。

日本人のエッセイは、全体的に少ないので、

内容によっては、読み手が新鮮に感じてもらえるという利点がある。

これは、自己アピールに有効であるだけでなく、

多様性を重視する大学にとっては、ポイントが高い。

ただ、ここで大事なのは、アピールに終始するのではなく、

その経験が、大学でどう活かせるのか等、大学側のメリットにも繋げることです。

 

②表現の幅を広げる

次に、ライティングの技術面から言うと、

事象を直接伝えるのでなく、その状況を詳しく描写するような表現力が不可欠です。

I を文頭の主語に持ってくることを避けるだけでも、洗練された印象を与えます。

例えば、「私は、お肉を食べた」の代わりに、「肉汁が口の中で広がっていった」など

五感に訴える描写を意識し、クリエイティブ・ライティングの要素を随所に含めることです。

また、全体的な文章の構成としては、

なるべく単文や重文を控え、複文の多い文章は、エッセイ全体の質が上がり、読み手に与える印象が変わってきます。

Complex Sentenceとは?

 

さらに、ライティングにおいて、単語や表現の繰り返しは避け、類似語の置き換え作業は鉄則ですが、大学受験レベルともなると、

そのレベルを更に上げていかなければなりません。

ここに繋がるのが、次のコツ③になります。

 

③読書量を増やす

これは、間接的な方法ですが、質の高いインプットなくして良質のアウトプットはあり得ません。

読書は、日本語でも構いませんが、

英語の読書の場合、当然、語彙や文法力に直結しますが、

エッセイのアイデアや構成という意味では、日本語の読書も大いに役立ちます。

どのような切り口で、どう積極的に自分を出していくのか、という観点から

読書の習慣を取り入れていくのは、非常に有効です。

また、日本語の語彙力が高いほど、それを英語の語彙力に活かしていくことは、

それほど難しくありません。

読書の幅広さは、語彙力にも比例してきますので、

長期的に考えると、読書の量・質ともに、説得力のある良質なエッセイを書くには効果的です。

 

④英語で考える

仕上げの段階では、これが一番大事かもしれません。

日本語で考えて英文を書くと、どうしても英語が不自然になってしまったり、違和感のある表現になります。

最初から英語で考えることが不得意な人は、文章を書き上げた時点で、

ネイティブだったら、こういう言い方をするだろうか?

もっとスムーズに聞こえる表現はないだろうか?という視点が大切です。

エッセイは、読み手が共感して、初めてエッセイとしての役目を果たします。

内容や構成がどんなに良くても、言いたいことが上手く伝わらず、

それが好評価に繋がらなかったら、残念ですが、それはただの自己主張で終わってしまいますね。

読み手の目に留まり、印象に残るようなエッセイを書くには、

相手にとっても、読みやすいものでなければなりません。

何万という数のエッセイを読む身になれば当然かもしれませんが、

読みにくいエッセイは、最後まで読んでもらえるチャンスもないかもしれません。

 

最後に、エッセイサンプルの評価コメントに「謙虚であれ」という上記アドバイスが印象的でした。

主張すべきことは主張しても、他人の視点に立ち、多角的に物事を捉えられる姿勢も問われているということですね。

【英語の家庭教師】新規レッスン枠のご案内

コロナ禍も落ち着き、最近は、オンラインから対面レッスンへ切り替える生徒さんが増えてきました。

対面レッスンに戻して一番大きな変化は、親御さんと簡単な会話を交わせる、というところかもしれません。

毎回のレッスンで、ちょっとしたご質問にサッとお答えしたり、お互いわざわざメールするのは面倒なことでも、対面でしたら意思の疎通も楽だったりしますよね。

オンラインの便利なところも残しつつ、付加価値の大きい対面レッスンにも応じながら、しばらくはハイブリッドでレッスンを行っていきます。

インター校の新学期に伴い、現在、下記レッスン枠で新規生徒さんをお受けしております。

【対面レッスン】木曜日 17:45(Holland Village 限定)

【対面レッスン】金曜日 17:45 (Somerset 限定)

【対面レッスン】土曜日 13:00

【対面レッスン】日曜日 10:00~

【オンライン・レッスン】水曜日 19:30

【オンライン英会話レッスン】平日・午前

お問い合わせは、こちら

ビリギャルの小林さやかさん、TOEFL100点越えで米大学院に進学

「ビリギャル」こと、小林さやかさんがニューヨークの大学院に進学、というお話を最近、聞きました。

映画「ビリギャル」は、数年前に機内で見たのを覚えています。

ビリギャル公式サイト|『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』 (birigal.jp)

ご本人が、YouTubeチャンネル上で公言していますが、TOEFLのスコアを1年で、62→104まで上げた、と。

短期間でのTOEFL100点越えも、すごいですが、スタートが62点からのスコアアップを考えると、

そこには、30歳を超えてからの、相当なストイックな努力が見えますね。

各スキル別のこれまでの最高得点が、

リーディング29点、リスニング28点、スピーキング24点、ライティング26点ということでしたが、

スピーキングは、今後の留学を通して鍛えられますので、時間をかけてスピーキング力を上げていってほしいと思います。

ただ、リーディングが満点に近いスコアのわりには、ライティングが思ったほど上がっていなかったのが少し残念ですが、

そこは、英語の教材市場を見ていても、リーディングとライティングの市販の教材の質の落差を見ても明らかなので、一般的な学習者の傾向としては、この辺は、この時点では仕方ないのかなぁと痛感(-_-;)

むしろ、これからの大学院留学で最も鍛えられるのがライティングです。

しかも、ライティングのスコアが上がると、スピーキングも相乗効果で必ず上がりますので、

大学院を無事に卒業された暁には、TOEFLに再び挑戦されてみると、ご自身の成長をさらに実感できるのではないでしょうか。

是非、頑張ってほしいですね(^▽^)

最近は、試験のスコアを目標にしてしまいがちな風潮がありますが、それはゴールではなく、新たなステップの始まりですね。

 

 

 

 

SAT追記&北米大学見学

以前、SATについて投稿した際、少し触れましたが、5月受験に関するアップデート情報です。

IB受験(ヨーロッパを中心とした大学受験)とAP受験(北米を中心とした大学受験) | オンライン英語レッスン (learning-stage.com)

その後、今年5月に受験した人の話を聞いてみますと、やはり皆さんスコアが上がっています。

毎年5月は、AP受験と重なるため、受験者数が少ないのですが、SATの試験準備に時間を費やせない!と思って受験しても、10点や20点アップは見込めますので、是非、受験されることをお勧めいたします。

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

北米の大学見学に行って来ました(^_^

広大なキャンパスですね。

大学によって雰囲気が異なり、学生の様子も違うので、是非、受験校には一度、足を運ぶことをお勧めします!

ところ変われば、ロゴまで変わるのですね☆彡

シンガポールで頑張る生徒さんの、それぞれの目標、それぞれのゴール、それぞれの進路

今春、高校生の生徒さんがお二人、日本の大学へ進学が決まりました。

TOEICとTOEFLの目標スコアに到達し、4月入学された生徒さん。

一方、6月にインターを卒業予定の生徒さんは、IELTSの目標バンドスコアに少しでも近づけられるよう頑張り、9月入学が可能な大学へ進学することになりました。

 

中学受験を控え、TOEICを頑張る小学生の生徒さんもいらっしゃいますし、

シンガポール内で、念願のインター校への編入を果たした生徒さんも。

 

今年は、夏に一時帰国される生徒さんも多く、今後のことを見据え、

今シンガポールでは見送られている英検を、帰国中に受験される生徒さんが数名いらっしゃいます。

 

また、本帰国を控え、引き続き日本のインターへの編入を希望されていらっしゃる生徒さんや、

本帰国を迎え、公立校へ進学し、高校受験を前に、目標とする英検級に向け頑張る中学生の生徒さん。

 

塾の英語の授業に加え、英検のライティングとスピーキング試験の対策がメインの受講生さんに、

インターのEAL/ELL英語補習クラスを無事に卒業された生徒さんも。

 

ローカル幼稚園からインターへの転校を考えていらっしゃるご家庭の生徒さんは、フォニックスやリーディングに取り組み、

欧米の大学進学を目指す生徒さんは、SATの勉強をコツコツと。

 

中には、インターの算数を英語で習いたい生徒さんや、

海外のボーディングスクールへの編入を試みるお子さんも。

 

そして、無理なくご自身のペースで英会話を継続される大人の生徒さんたち。

 

シンガポールには、本当に様々な方々がいらっしゃるので、英語指導も一辺倒ではありません。

 

選択肢がたくさんある環境だからこそ、その分、それぞれに合った英語の学習法があります。

 

一人ひとりの英語力に沿って、生徒さんが希望される目標が少しでも近づくよう、側で応援する伴走者のようにv(^▽^)v

達成したあとに見えてくる景色を楽しみに、それぞれの目標や、それぞれのゴールを見守ってます☆彡

必要な時に、必要な方へ、必要な内容をお届けできれば (^^♪

IB受験(ヨーロッパを中心とした大学受験)とAP受験(北米を中心とした大学受験)

世界各国のインターナショナルスクールは、IBプログラムを採用している学校が多いためか、IB受験に対して、AP受験に関する情報が少ないという印象を受けます。

一昔前までは、ヨーロッパの大学を受験する場合はIB、アメリカの大学はAP、という認識でしたが、

最近では、ヨーロッパでもAP受験が可能だったり、アメリカでもIB受験が可能になってきています。

日本の大学も、以前はIB受験が多かったですが、いまではAPでも受験できる大学がほとんどではないでしょうか。

そうは言っても、ヨーロッパはまだIB、そしてアメリカはAPが主流のように感じます。

二つのプログラムに優劣はありませんが、生徒さんを見ていると、向き・不向きはあるように思います。

では、この二つの受験方法、何が違うのでしょう?

★IBディプロマ(IBDP)

IBDPは、下記の通り、選択科目に加え、CAS (Creativiy Activity Service), EE (Extended Essay), TOK (Theory of Knowledge)も課されますが、ここではAPとの対比を試みるため、あえてIBディプロマの中でも、科目選択のみに焦点を当てて見ていきます。

IB(国際バカロレア)とは?しくみ、科目選択、大学受験について解説します!|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL

内容が全く異なるプログラムなので、単純比較はできませんが、IBのハイヤーレベル科目が、これから紹介するAPに匹敵すると考えると分かりやすいかもしれません。

★まずはSAT/ACT

一般的に、AP試験以外にも、受験生は、まず高校卒業までにSAT(エス・エイ・ティー)という別の試験を受けます。

APは、大学受験に必須というわけではありませんが、逆にSATは、今のところ全員が受験します。(※米国大学受験におけるSATの位置づけに関しては、下記を参照ください)

過去には、SATもしくはACTのどちらかを受験することができ、受験生には選択肢がありました。

SATがリーディングや文法、そして数学がメインなのに対して、ACTには、サイエンスのセクションがあるのが大きな違いでした。

ただ、このコロナ禍の中、ここシンガポールでは、ACTの受験が不可となり、2022年3月現在も、SATのみの受験となっています。

SATは、いわば米国版センター試験のようなものですが、大きく異なるのは、SATは何回も受験可能という点です。

国によって受験日が異なるようですが、シンガポールでは、現在、3月・5月・8月・10月・12月に受験が可能となっています。

★AP科目

AP (Advanced Placement) とは、高校生が高校在学中に履修できる大学レベルの科目です。

SATと同様、College Board により運営されており、通常、1年の授業を受講し、5月にSAT試験を受験する仕組みになっています。一応、授業内容は、AP試験に向けてのものとなっていますが、高校での単位に必ずしもAP受験が必須なわけではないため、高校のAPクラスを受講しつつも、5月のAP試験を受験しない生徒も毎年、一定数います。

Wikipediaで紹介されているAP試験の種類です。

 

先述しましたが、IBのハイヤーレベル科目が、APに値すると考えた場合、一番の違いは、IBはハイヤーレベル科目を最低3つ取得することが課されているのに対して、APでは、どの科目をいくつ受験するのか、という制限がないところです。得意な科目を好きなだけ受験できるという意味では、組み合わせは自由です。

ただ、College Board が制限を設けることはないのですが、最近では、高校側がAP科目の履修制限を設ける傾向にあり、これはアメリカ内外で見られるため、今はまさにその移行期と言える時期なのでしょう。

★最近の米国大学受験傾向

SATについて述べてきましたが、実は、最近の傾向としては、SATはあまり重視しないという大学が増えているのが現状です。

SATのスコアはオプションとする大学(Test-optional colleges)がある一方で、

中には、出願時にSATスコアを記入する欄はなく、一方的にスコアを添付したところで、それを合否基準に考慮することはない、と明言している大学(Test-blind colleges)も最近は見受けられるようになってきました。

数年前から、そうした流れは実際にありましたが、コロナでそれが一気に加速した感があります。

APと同様、受験生同士の経済的・地理的な格差を抑える狙いがあるようです。

 

複雑ですが、大学は、高校の履修科目としてのAPクラスの成績を見て、College Boardの正式なAP試験のスコアは、合否判定に利用しないというのが最近のスタンスのようです。

ただ一方で、アメリカの大学の財政事情から、APで一定のスコアを取得している受験生を積極的に受け入れるという大学側の事情もあると一部では、言われています。

 

では、SATを見ないで、何を基準に、大学は合否判定をするのでしょう?

それは、エッセイとGPAということになります。

出願時に提出するエッセイは、課題テーマに沿った形で、論理的にエッセイを展開し、いかに自分をアピールしていけるかが問われます。

 

一方、GPA(Grade Point Average)とは、高校での成績です。

先述のAPが、実は、このGPAにも大きく関係してきます。APを履修した場合、GPAの満点が上がるというカラクリになっているのですが、複雑なことに、AP科目でAを取得しないと、それはレギュラー科目のA+に値しない、という裏事情もあり、何が功を奏するかは、総合的な見極めが大事になってきます。APクラスの難易度、APクラスを受講する負担、APクラスの試験の成績、実際のAP試験のスコア、そしてそれがどの程度、自身のGPAに響くか等、様々な要因を考慮した上で、判断していく必要があります。

他方で、APのスコアが、大学入学後、実際の単位として認定されることも多々あるのですが、それは、大学や学部により大きく異なるのも事実で、評価は一定ではありません。それでも、単位として認めない大学でも、レベルが上の科目の履修は認めるなど、対応は多岐にわたります。

★これからSATを受験する高校生へ

一般的にSATは、①Reading ②Writing and Language ③Math(電卓なし) ④Math(電卓あり)の4セクションからなります。

数学のテストは、電卓あり・なし共に、満点が取れる日本人は少なくありません。

目標スコアに少しでも近づけたいと思ったら、まずは数学のスコアを伸ばすところから始めてみるのは、日本人にとっては効果的のようです。

余談ですが、AP Statistics(統計学)は、SATの出題範囲内なので、AP Calculus(微分積分)と迷ったら、SAT出題範囲内ではないAP Calculusの前にAP Statisticsを履修しておくのが、順番としては良いかもしれません。

ただ、どちらか一方を履修する場合、理系だったらAP Calculus BC、文系であれば、SAT Statisticsを選択すると良いですね。

 

次に、Writing and Languageのセクションも、英文法にしっかり取り組んでいれば、それほど難しい内容ではありません。市販の問題集でたくさんの問題を解き、満点を狙うくらいの気持ちで取り組んでみましょう。

Readingテストは、難易度が最も高く、ここで高得点を目指すには、語彙力の強化が不可欠です。このセクションは、問題をたくさん解くよりも、語彙力を上げることがスコアアップにつながります。

 

統計学的に見た場合、SATは、4回目の受験以降は、スコアが横ばいになる傾向があるようなので、4回目の受験までに目標とするスコアに少しでも達していると良いですね。

何回も受験機会はあるにしても、遅くともグレード11(高2)の1学期中までに、1回目の受験を済ませておくのが個人的には、おすすめです。

 

また、5月受験は、受験生にとって有利という情報も、巷にはあるようです。

SATのスコアは、試験内容や難易度、受験者数や正答率など、素点(raw score) ではなく、scaled scoreで最終的に調整されます(Equating process)。

そのため、5月は、年度末で期末試験が集中する時期でもあるので、例年、受験者が比較的少なく、学習時間があまり取れなくても、他の受験月よりも高スコアが見込めるという情報は、高校のカレッジ・カウンセラーも一応、否定はしていませんでしたが、真意は分かりません。

どちらにしても噂にはあまり左右されすぎず、でも必要な情報はたくさん入手しておくことは大事です。

高3になってからは、エッセイなどの出願の準備に時間が割かれることを見越して、高2の1学期から連続で受験してみて、スコアの推移を見ながら対策していくと良いでしょう。

 

過去には、大学によって、SATのSubject Testやエッセイ付きのSATが受験の条件という学校もありました。

ただ、今のコロナ禍、一般のSAT以外の試験は受験が難しい中、そうした条件は緩和されているのが現状です。

シンガポール国内でも、今現在、Subject Testやエッセイ付きのSATの受験はできない状況にあります。

 

最後に、SATが大学受験に必須でなくなってきたということは、SATの勉強は無意味なのでしょうか?

受験に必要なくても、英語力を上げるという観点から見ると、SATの勉強は続ける価値があると思っています。

例えば、Writing の試験で満点を取ることができる受験生は、それだけのライティング力がある証で、相関性があります。

逆に、ライティング試験で不正解となった問題を見れば、その人の文章力が測れます。

ある意味、ライティングが満点の人は、難関大学に合格するだけのエッセイを書く実力が十分ある、ということです。

加えて、リーディングのスコアが高ければ高いほど、内容や語彙が豊富なエッセイが期待できることになります。

今後、受験時にエッセイの比重がより高くなるにつれて、SATのリーディング試験の語彙力とライティング試験の内容は、SATのスコアという形ではなく、エッセイを書く際に、それらをいかに適切に応用できるか、という応用力という形で問われてくることになるでしょう。

 

あくまでも個人的な感想ですが、IBディプロマはIBプログラムらしく、オールマイティーな人材を、APはアメリカの教育らしく、得意分野をひたすら伸ばす特徴があるように見受けられます。

ただ、IB受験・AP受験共に、共通しているのは、学業以外に、どのような活動をしてきたかが問われる点で、どちらもグローバル教育にふさわしい一面と言えるのかもしれません。

インターナショナル・スクール在校生を対象とした英語レッスン

今日は、インターナショナルスクール在校生向けの英語レッスンの一部をご紹介いたします。

年齢・学年により、多少変更もありますが、レッスンは概ね以下のような内容です。

★★★ 多読によるリーディング ★★★

Raz-kids Reading の多読と並行し、フィクション・ノンフィクション共に多読を通してリーディングの習慣を身につけていきます。

★★★ 語彙力・スペル強化 ★★★

多読と並行しながら、Quizletで語彙力、そしてスペルを強化していきます。

★★★ 英文法・長文読解 ★★★

オンライン英語教材のIXLを使用しながら、英文法を体系的に学習し、長文の読解問題にも取り組んでいきます。

★★★ ライティング ★★★

クリエイティブ・ライティングやアカデミック・ライティングなど、学年相応のライティング力を目指します。

★★★ 算数 ★★★

ご希望により、英語による算数の指導も行います。

 

これからインターナショナルスクールへの編入を考えていらっしゃる方や、ご帰国後の英語維持のためのレッスンなど、お気軽にご相談ください。

表現力アップにつながる英文ライティングの心得

インターの生徒さん、特に小学生のライティングの特徴として、

長々と文章を書いてしまい、話をするかの如く英文を書く、

という傾向が見られます。

 

英語のライティングで心掛けてほしいことは、

① 書き言葉と話し言葉は違う、と意識する

② 繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換える、

③ 時制や品詞を一致させる、

④ 使用する接続詞の幅を広げる、

⑤ 具体例を書く。

 

① 書き言葉と話し言葉は違うとは、カジュアルな話し言葉を避け、フォーマルな書き言葉に変換していくことです。例えば、

really → very

get → have/become

doesn’t → does not

you → people/one

② 繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換える これは、語彙力もつき、リーディング力にもつながりますので、おすすめです。例えば、

good → positive/beneficial

to buy → to purchase

problem → issue

to think → to believe/trust

①にも通じることですが、左が話し言葉、右が書き言葉ですね。

③ 時制や品詞を一致させる これは、動詞の時制や、品詞の違いといった基本的な英文法が身についていることが前提となりますので、小学生であっても、体系的に文法を学習することは大切です。例えば、

Endangered animals are at risk and suffered…

Endangered animals are at risk and suffer…

Cost and comfortable are the reasons why…

Cost and comfort are…

三人称単数の現在形には-sを付ける、というのもそうですね。

④ 使用する接続詞の幅を広げる 基本的にand, but, so, becauseなどを別の接続詞に代えていきましょう。例えば、

and → In addition/Further/Moreover

but → However/On the other hand/In contrast

so → Therefore/In conclusion/Consequently

because → since/as

because of → due to

また、after, before, as, while, until, because, since, unless, although, if などの従位接続詞を文頭に用いる文構造も使えるようにしましょう。

People are losing their jobs after the pandemic.

After the pandemic, people are losing their jobs.

And, or, but, soの等位接続詞を用いたcompound sentence(重文)から、従属接続詞を用いたcomplex sentence(複文)まで、多様なセンテンス・パターンでエッセイを展開できるようにしたいですね。

Complex Sentenceとは? | オンライン英語レッスン (learning-stage.com)

⑤ 具体例を書く 具体例を述べることにより、内容に深みが出ますし、説得力も増します。ライティングの採点者は、同じような主張のエッセイをたくさん読んでいますので、その中でも、いかに説得力のある具体例を盛り込めるかで得点に差が生じるといっても過言ではありません。練習問題に取り組んでいる時こそリサーチをした上で、深みのある内容が書けるようにしましょう。普段から具体的な事例を書く練習をしていないと、本番で時間制限がある中で、的確な具体例を思いつくことは、恐らくありません。

 

では、上記のポイントは、実際どのような効果があるのでしょう?

以下は、英検のライティングにおける採点基準です。

ライティングテストの採点に関する観点および注意点(準2級) | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

英検のライティングテストの採点観点の(1)内容は、⑤具体例を書くことが必要とありますね。

(2)の構成は、④使用する接続詞の幅を広げると良いでしょう。

(3)語彙は、②繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換えることや①書き言葉と話し言葉に気を付けていきましょう。

(4)文法は、③時制や品詞を一致させることに加え、④使用する接続詞の幅を広げることを心掛けると良いですね。

 

ライティングは、文法などの技術面も大事ですが、一方、深みがあり、説得力のある文章を書くには、普段から様々な英文に触れていることも大切です。どのようなテーマを出題されても対応できるよう、たくさんの英語の媒体に触れておく努力もしていきましょう。

対面レッスン再開

4ヶ月ぶりにシンガポールへ戻り、ようやく対面レッスンも再開いたしました。

同じく冬休み中に一時帰国されていらした生徒さんたちも、

隔離期間中はオンラインレッスンでしたが、

今週からは、対面をご希望の皆さんは、

全員、対面でのレッスンが再開できそうです。

 

日本の物は、ほぼ何でも手に入るシンガポールですが、

今回の一時帰国では、敢えて最新のものではなく、

過去問を収録した古い問題集を数冊ブックオフ等で入手。

各種英語試験の対策本として、様々な練習問題を各社、出版してますが、

出版社によって難易度にバラつきがあり、

結局、過去問をひたすら解くこと以上の秘策はありません。

もちろん、過去問をひたすら解く「だけ」では足りませんが。

 

それにしても、古本の回転率も驚きですね。

商品の入れ替えの早さもそうですが、

陳列されているありとあらゆる種類の英語能力試験の学習書コーナーを見ていると、

これだけ皆さん、英語を勉強してるのだなぁと感心してしまいました。

 

HAPPY YEAR OF THE TIGER!