表現力アップにつながる英文ライティングの心得

インターの生徒さん、特に小学生のライティングの特徴として、

長々と文章を書いてしまい、話をするかの如く英文を書く、

という傾向が見られます。

 

英語のライティングで心掛けてほしいことは、

① 書き言葉と話し言葉は違う、と意識する

② 繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換える、

③ 時制や品詞を一致させる、

④ 使用する接続詞の幅を広げる、

⑤ 具体例を書く。

 

① 書き言葉と話し言葉は違うとは、カジュアルな話し言葉を避け、フォーマルな書き言葉に変換していくことです。例えば、

really → very

get → have/become

doesn’t → does not

you → people/one

② 繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換える これは、語彙力もつき、リーディング力にもつながりますので、おすすめです。例えば、

good → positive/beneficial

to buy → to purchase

problem → issue

to think → to believe/trust

①にも通じることですが、左が話し言葉、右が書き言葉ですね。

③ 時制や品詞を一致させる これは、動詞の時制や、品詞の違いといった基本的な英文法が身についていることが前提となりますので、小学生であっても、体系的に文法を学習することは大切です。例えば、

Endangered animals are at risk and suffered…

Endangered animals are at risk and suffer…

Cost and comfortable are the reasons why…

Cost and comfort are…

三人称単数の現在形には-sを付ける、というのもそうですね。

④ 使用する接続詞の幅を広げる 基本的にand, but, so, becauseなどを別の接続詞に代えていきましょう。例えば、

and → In addition/Further/Moreover

but → However/On the other hand/In contrast

so → Therefore/In conclusion/Consequently

because → since/as

because of → due to

また、after, before, as, while, until, because, since, unless, although, if などの従位接続詞を文頭に用いる文構造も使えるようにしましょう。

People are losing their jobs after the pandemic.

After the pandemic, people are losing their jobs.

And, or, but, soの等位接続詞を用いたcompound sentence(重文)から、従属接続詞を用いたcomplex sentence(複文)まで、多様なセンテンス・パターンでエッセイを展開できるようにしたいですね。

Complex Sentenceとは? | オンライン英語レッスン (learning-stage.com)

⑤ 具体例を書く 具体例を述べることにより、内容に深みが出ますし、説得力も増します。ライティングの採点者は、同じような主張のエッセイをたくさん読んでいますので、その中でも、いかに説得力のある具体例を盛り込めるかで得点に差が生じるといっても過言ではありません。練習問題に取り組んでいる時こそリサーチをした上で、深みのある内容が書けるようにしましょう。普段から具体的な事例を書く練習をしていないと、本番で時間制限がある中で、的確な具体例を思いつくことは、恐らくありません。

 

では、上記のポイントは、実際どのような効果があるのでしょう?

以下は、英検のライティングにおける採点基準です。

ライティングテストの採点に関する観点および注意点(準2級) | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

英検のライティングテストの採点観点の(1)内容は、⑤具体例を書くことが必要とありますね。

(2)の構成は、④使用する接続詞の幅を広げると良いでしょう。

(3)語彙は、②繰り返し同じ単語・表現は避け、類義語に置き換えることや①書き言葉と話し言葉に気を付けていきましょう。

(4)文法は、③時制や品詞を一致させることに加え、④使用する接続詞の幅を広げることを心掛けると良いですね。

 

ライティングは、文法などの技術面も大事ですが、一方、深みがあり、説得力のある文章を書くには、普段から様々な英文に触れていることも大切です。どのようなテーマを出題されても対応できるよう、たくさんの英語の媒体に触れておく努力もしていきましょう。

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