【英検準1級の壁】小学生は語彙力を、中学・高校生は読解対策を強化

長くインター校に通われているお子さんは、特に英検のための勉強をしなくても、小学校高学年までには、順調に英検2級を取得できる子も、その先の準1級を、小学卒業時までに目指しても、なかなか合格できない、という声を聞くことがあります。

実際に、試験内容を比較した場合、準1級に出てくる問題の選択肢を見ただけでも、子どもの日常生活に即した語彙ではないことが分かり、そのため難易度が上がります。

各級の目安 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

英検のサイトにもあるように、準1級レベルは、大学中級程度とありますので、小学生には、かなりハードルが高いのも当然ですね。

例えば、これは2020年に出題された問題です。

これは、消去法で正しい答えにたどり着くことができる問題ではあるとは言え、どんなに英語ができる小学生でも、正解の1hypocrite(偽善者)という単語を知っているお子さんは、かなり少ないでしょう。

このように、2級までは、子どもの生活英語で何とかなる内容なのですが、準1級は、語彙力を生活圏外まで広げないとなかなか難しいです。

そのため、2級までは勉強しなくて合格できても、準1級は、かなりの学習時間を要します。

そして読解問題は、長文を読むこと自体に慣れていない子が多いことと、内容が小学生には難しいこともあり、後半の長文読解に時間をかけるよりも、前半の語彙問題で、高得点が取れるような学習方法に取り組むのがお勧めです。

小学生で2級まで合格できているのであれば、リスニングやライティングに関しては、2級の延長線上の準備でおおむね大丈夫ですので、その分、語彙力を強化していきましょう。

 

一方で、中学生や高校生は、長文を読んだり、読解問題自体に慣れており、文脈で内容を捉えることができ、背景知識もあるため、長文読解では有利です。

さらに、小学生よりも、難易度の高い単語を覚えるだけの記憶力もあるため、市販の単語帳で語彙力を上げることも、さほど難しくありません。

むしろ、小学生の方が得意とするリスニング問題のスコアを上げることの方が課題かもしれません。苦手意識を克服するには、英語をたくさん聞いて、英検問題に慣れる耳にしていきましょう。

ライティングに関しては、小学校で準1級を受験する子よりは、英語の表現がスムーズでない面がある一方、論理的に物事を順序立てて書くことは得意ですので、接続詞などでしっかりとメリハリのあるライティングを心掛けていくと良いでしょう。

 

いずれにしても、小学生も、中学・高校生も、フィクションよりノンフィクションをどれだけ多読しているかによって、結果に差が出てきますので、数多くのノンフィクションを進んで読んでいきましょう。

【英語の多読にお勧め】インター校 小学校低~中学年 | オンライン英語レッスン (learning-stage.com)

Who/What is? シリーズは、語彙力・読解力、共に強化できる教材です。

 

語彙と共に、背景知識も豊富になる。

是非、学習のお供に☆