今年も新学期が始まりましたね。
皆様にとって、有意義な一年でありますよう、お祈りいたします。
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G4(小4)くらいからでしょうか。
学校のレポートカードに「今後は、complex sentence を積極的に書いていけるようにしましょう」というコメントを目にするようになります。
一見、より複雑な文を書けるようにしましょう、と言ってるように見えますが、厳密には、そうではありません。
英文には、simple sentence と compound sentence、そして complex sentence があります。
I am tired. という simple sentence(単文)と比べ、
Compound sentence (重文)は、たいてい and, or, so, but などのcoordinating conjunction(等位接続詞)を文中に用います。
I was tired and sleepy.
Bob was tired, so he went to bed. などですね。
では、complex sentence(複文)の場合は、Unless, As, While, Until, Before, After, Because, Since などの subordinating conjunction(従属接続詞)を使用することが多いです。
Since I was tired, I went to bed. という感じですね。
Feeling tired, I went to bed. も同じく複文ですが、この場合、接続詞はありませんが、主節と従属節から成ります。
小学校低学年のうちは and, or, but, so などの接続詞を頻繁に使っていたとしても、G4くらいからは、 complex sentence を意識していきましょう。
そのために、Unless, As, While, Until, Before, After, Because, Since といった接続詞を文頭に持ってきて、文を書く練習から始めてみるのがお勧めですよ。
ライティングの際、全て複文で書くと良いということではありません。Simple, compound, complex など、様々な形のセンテンスをバランスよく組み合わせることで、文章が読みやすくなりますので、意識してみると良いでしょう。
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