新型コロナウイルス感染拡大に伴い、普及してきたテレワークやリモートワーク。
一方、シンガポールでは、テレコミューティング telecommuting (commute=通勤) という言い方の方がむしろ一般的ですね。
ところで、このテレワークやリモートワーク、同じようなことを意味していて、実際に違いはあるのでしょうか?
語源から考えてみると、同じです。
英語には、ギリシャ語やラテン語を語源とする単語がたくさんあります。
テレワークのテレは、ギリシャ語のtele(遠く)に由来します。
テレビのtelevisionや、電話のtelephone、電報のtelegraphなど、teleの接頭辞が付く単語は身近にたくさんありますね。
一方、リモートワークのリモートは、ラテン語由来で、同じく「遠い、遠隔」を意味します。
身近なところでは、リモコンの remote control などがありますね。
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新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、最近よく耳にするようになったパンデミックという言葉。
このパンデミック pandemic も、語源的に見ると、ギリシャ語由来です。
分解してみると、panは「全て」を表す接頭辞、
そしてdemos=人々が合わさった言葉から、「広範囲に広がった感染症」を意味するようになりました。
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こうしてギリシャ語やラテン語の語源を意識してみるのも、英語の語彙力向上につながり、おすすめですよ
ハイパーマーケットは、スーパーマーケットより大きいイメージがありますが、語源的には意味は同じで、hyperはギリシャ語、superはラテン語由来です