TIME for Kidsで時事英語

インター校に在籍するお子さんで、かなりの英語力が身についている生徒さんでも、

ネイティブのお子さんに比べ、圧倒的に不足してしまうものの中に、

時事英語があります。

英語でニュースに触れることが少なく、家庭内でも、

時事問題を英語で話題にする機会が少ないためです。

小学生ですと、テレビや動画で英語のニュースを聞いても内容が難しく、普段から時事英語に触れることが少ないのですが、

一方、英語を母語とするご家庭では、お子さんが実際に意識してニュースを見ていなくても、

英語のニュースが流れていたり、周りの大人が経済や社会情勢などを話題にするのを耳にするため、

自然の流れとして、時事問題が学校で話題に上がることもありますね。

普段から、英語でニュースを読んだり聞いたりする習慣がないと、

話題についていくのも困難で、ネイティブと同じ土俵に立って話をするのに限界があります。

そんな時に役立つのが、子ども向けに発信されているニュース記事。

こちらは英字雑誌 TIME の子ども版ですが、

そのウェブサイトTimeforkids.comでは、ニュース記事が学年別にまとめてあり、

学年相応の内容が、相応の難易度で読めます。

いきなりニュースを英語で聞き取り、短時間で正確に内容を理解するのは難易度が高いかもしれませんが、

こうしたサイトのニュース記事に普段から触れるように心がけていると、時事英語にも敏感になってきます。

まずは、こうした時事問題を扱う記事を読む習慣をつけていくと、

内容を把握した上で、テレビや動画のニュースが聞けるようになり、ニュース特有の語彙力もついてきます。

内容も多岐にわたり、教材としても優秀なサイトですが、

難しい単語はハイライトされており、そこをクリックすると、意味が表示されるだけではなく、

それを音声としても聞ける、という優れもの。

いずれにしても、英語でも日本語でも、子どもが普段から時事ニュースに興味が持てるようにしてあげるのも、周りの大人の工夫次第ですね。

オンラインレッスン継続

7月になり、サーキットブレーカーもフェーズ2へ移行し、

習い事も順次、再開してきていますが、

英語のレッスンは、当面、オンラインで継続いたします。

オンラインレッスンが意外にも順調であること、

そしてお互いの接触機会を減らすという意味でも、

レッスンのオンライン継続は、生徒さんのご賛同をいただき、

新規生徒さんにもオンライン授業をご案内させていただいております。

当面、体験レッスンや初回レッスンは、出張による対面レッスンも可能ですが、

その後、オンラインへの移行を前提としております。

オンライン授業開始に伴い、メリットは多数ありますが、

その中でも、100% 英語でのレッスンが可能になったことと、

ライティングが効率良く指導できるようになったこと、

この二つがとても大きく変化したように感じます。

私は、生徒さん一人ひとりに合わせ、レッスン中の英語と日本語の比率を微妙に調節しながら、レッスンを進めます。

英語力を全般的に強化したい場合は、レッスン回数を重ねるごとに、英語の量を増やしていくことは当然ですが、

日本語よりも、むしろ英語の方が強い生徒さんには、私はあえて英語を使用することを極力避けるようにしています。

中には、2~3年指導してきている生徒さんもいますので、レッスン開始当時から比べると、かなり英語力がついてきているわけですから、

英語オンリーのレッスンでも受講可能なところまできていても、それが

なかなか実現しませんでした。

日本語を多く使用するレッスンからスタートしているわけですから、

英語のみのレッスンは、お互いどこか不自然に感じてしまう。

これが一番根底にあるかと思います。

それが、オンライン授業への移行を受け、英語だけでレッスンを行うことを心掛けてみると、案外スムーズにいきました。

生徒さんの方からも、日本語が出てくることが全くなくなりました。

授業中、私に英単語の説明を求められ、生徒さんの口から日本語が一言ポロっと出てくることはあっても(英語で説明するよりも日本語で一言で説明する方が早いと思ったのでしょう)、

こうした意図的な場面を除き、日本語の発話がゼロになったお子さんが3名ほどいらっしゃいます。

オンラインという新たなレッスン形態へ切り替えたことによる、おもわぬ副産物です。

そして、次に、想像もしていなかった効果がハッキリ現れたのが、意外にもライティング指導でした。

ライティングは、英語4技能の中でも、最も難易度が高く、生徒さんも苦手意識を持っているので、やりたがりません。

エッセイの課題→添削→再提出の従来のサイクルでは、コメントを書いたり、口頭でのフィードバックは可能ですが、

そこに、どうしてもタイムラグが生じるので、うまく伝わっていないと、生徒さんもうまく訂正できないですし、時間がかかるわりには実りが少なくなってしまいます。

オンライン授業で、画面を共有した上で、私のパソコンに生徒さんがリモート操作(遠隔操作)することを許可することにより、

一つのエッセイを二人で同時に書き込みながら仕上げていくという方法を取ったところ、生徒さんがライティングにかなり積極的に取り組めるようになりました。

ITネイティブの子どもたちは、紙と鉛筆では、なかなかモチベーションが上がらず、パソコンの前では意外と集中できるという側面も実際ありますが、

画面に書き込みを同時に可能にする手法を取ると、瞬時に訂正が可能なため、こちらの説明も理解しやすいようです。

また、「頻出単語を同意語に書き換えてみよう」という声掛け一つにしても、パソコン上でその場で同意語を検索し、いくつかある中から最適なものを探していくという作業も生徒さんと一緒に行えるので、

そこにタイムラグが一切なく、どこをどう訂正すれば良いのか、訂正・改善のコツがつかみやすくなっているようです。

いわばリアルタイム添削ですが、お互いに使えるキーボードが目の前に一つずつあるので、

キーボートを一つシェアする対面でのレッスンとはまた違う試みで、

指導する側・学習する側、双方にメリットのある方法です。

指摘された間違いを消しゴムで消して書き直す・・・という煩わしさもなく、

一瞬でデリートし、タイプしなおせるパソコン上の便利な機能が一役買ってるのは間違いないですが、

これでライティング向上が期待できるのであれば、便利なツールですよね。

お陰で、あんなに嫌がっていたライティングですが、毎回、レッスンの最後の20分はライティングにあてることが今では当たり前になってきました。

新型コロナウイルス感染拡大で、様々な分野で半強制的にオンライン化が始まりましたが、英語レッスンに関しては、質・量ともに内容が向上し、とても良いターニングポイントとなりました。