外出できない日々が続いていますが、ストレスを感じている人、創意工夫で意外にもエンジョイできている人など、皆それぞれだと思います。
家で過ごす時間は増えたけど、仕事、家事や子育てなどに追われている方がいらっしゃる一方で、
時間があるからこそ、何か新しいことを始めたいという方、あるいは、
今まで多忙を理由に、なかなか手がつけられなかったことに着手してみる、今はそんな良い機会でもありますね。
そのうち、やってみようと思っているリストの中には、英会話も入っていることが多いのではないでしょうか?
私が生徒さんにお勧めしているのは、英語の動画。
まずは、一回完結のシットコム(シチュエーション・コメディー)がお勧めです。
生徒さんは、ネットフリックスなどで、思い思いの動画を見つけてこられ、それぞれ楽しんでいるようです。
そこで、ただ観て終わりでは、何も効果はないので、同じ動画を3回に分けて、意識して、動画を上手に取り入れることをお勧めしています。
①日本語の字幕で一通り観る(内容把握)
②英語の字幕で観る(字幕と内容の一致)
③字幕なしで観る(英語の聞き取り)
これだけでも、英語に対する意識が上がり、自分でも実際に使ってみようという英語の表現が出てくるものですが、
実は、もう一つ、学習を完結させる上で大事なステップがあるのです。
それが、間隔をあけて、再学習。
この場合は、再視聴ですね。
英語に限らず、何事もそうですが、時間をあけて、学習の再確認が更なるステップアップまたは知識の定着につながります。
間隔反復と呼ばれるものですが、これが意外と重要なのです。
なので、一定期間をあけて、再度、同じ動画を視聴するのですが、今度は、逆の順番から始めます。
①字幕なしで観る(英語をどれだけ覚えているか)
②英語の字幕で観る(未だ聞き取れない単語の確認)
③日本語の字幕で観る(日本語と英語を一致させる)
これで、忘れてしまった単語は再学習し、今度こそ定着させ、逆に、意外にも覚えていた単語があることに自ら気づくと、嬉しいものですし、自分の進歩が実感できますね。
シットコムに慣れてきたら、そのうち、もう少し長めのドラマにも挑戦してみましょう。
英会話で常に誤解されがちですが、アウトプットには、十分なインプットが欠かせません。
英語を上手に話せるようになりたいと思ったら、話すことよりも、先ずはたくさん聞いて、たくさん読んで、インプットをとにかく増やすことです。
目指しているアウトプットを達成させるためには、その目標とするアウトプットの何倍ものインプットが必要になってきます。
少ないインプットでは、それに見合うだけのアウトプットにしか到達できません。
目指しているアウトプットは、どの辺なのか?
目標が設定できたら、ひたすらインプットです。
英会話は、アウトプットが大事と言いますが、まずはインプットです。
アウトプットの完成度を上げていくのは、インプットしかありません。
外出できない時こそ、インプット強化