インター校でよく耳にする表現の中に、
Be responsible for your own learning.
というものがあります。
自分の学習には、自分でしっかり責任を持つ、ということですね。
英語独特のディスコースがそこに絡んでいる感は否めませんが、それは今は脇に置き、インター校という学びの場においてはとても重要な役割を果たします。
この表現、子どもには少し難しい概念かなと感じてしまうのですが、インター校では意外にも小さい頃から意識させられることです。
このアクティブ・ラーニングの姿勢を紐解いてみると、他にも様々な場面で広く求められるのです。
子どもたちが成長する過程で直面する困難な場でも、それにしっかり向き合えているか、という投げかけにも似ています。
自分自身の学習を客観視することにより、目の前にある問題に自分が真正面から向き合っているかどうか。
難しい立場に立たされた時こそ、スタートラインにすら立っていない自分がそこにいないだろうか?と自ら問いかけてみる。
スタートラインに立ってみると、見えてくる景色があり、ぼんやりとしか見えていなかったゴールも少しずつハッキリしてくる。
でも、それはスタートラインに立ってみないと分からないこと。
直視して、そこに向き合ったことで、問題解決の道はすでに開けてくる。
日々のしがらみの中で、大事なものを見落としがちな私たち大人にとってもメッセージ性が大きいですね。
自身の学習をプロセスとして自覚し、中長期的な目標を状況に合わせ設定し、学びの本質を見据える力は、どんな問題に遭遇しても、自分の立ち位置を常に確認し、それを俯瞰してとらえていく力へと変化していけます。
グローバル社会において、自分の軸をしっかり持ちつつも、広い視野で柔軟に対応していける人材としては、とても大切な意識かもしれませんね。
スタートラインに立ってみたら、もうすでに問題解決の第一歩を踏み出したことになる☆彡
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