言葉のネガティブ度合いを侮らない

生徒さんと “disgusting” という言葉について話をしました。

子どもというのは、ネガティブな響きを持つ言葉には、いち早く敏感に反応して、意外とすぐに覚えてしまうものです。

他の子が使っているから、という軽い気持ちで、意味もハッキリ理解しないまま言葉を使っている場合があります。

意味を伴わない英語については、以前にもブログで触れましたが、

英語をあまり話されない保護者の方が気付いてあげられず、言葉だけが一人歩きしてしまい、最終的に、その代償を子ども自身が背負うことになりかねません(・_・;)

思い出すのは、アメリカの人気テレビドラマGrey’s Anatomy初期の頃の降板劇(ノ゚ο゚)ノ

人気絶頂期だったメンバーの一人が、ドラマ共演者に対して性的マイノリティーを蔑視する発言をしたことが原因で、降板を強いられました。

当時の報道で印象的だったのは、問題となった言葉と、人々がその一言に対して持っていた意識に、非常に大きな差があったことです(゚ー゚;

実際、良く耳にする言葉であったため、私も恥ずかしながら、それが放送禁止用語であったことを、それまで知りませんでした( ゚ ▽ ゚;)

私と同じように誤った認識を持った人が多かったことと、人気ドラマ俳優の降板にまで問題が発展したという、このギャップが、言葉のもつネガティブな意味合いの認識の甘さを物語っています。

親の母語ではない英語を、子どもが日常的に使用するということは、ネガティブな用語については、特にリスクが潜んでいます。

ネガティブな言葉を使うこと自体が問題なのではなく、その言葉に込められたネガティブ度合いをきちんと把握しているかどうかの問題です。

それでも敢えて使うのであれば、リスクも視野に入れた上で使用する覚悟も必要でしょう(・・;)

小さな子どもは、実は、アルファベットの大文字は教えなくても覚えてしまいますが、小文字に関しては、教えてもらって初めて身につくものなのです。なので、小文字を教えることに時間を費やしますが、大人は、時には、子どもが自然と覚えてしまっているものの裏に隠れた真実を敢えて掘り起こし、一緒に見つめていく作業も必要ですね。

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