ライティング指導のプロセス

英語4技能の中でも、最も難易度が高く、上達に時間を要するのがライティング。

リーディングなど、十分なインプットがあった上で、ライティングを導入するのが理想ではありますが、決して先延ばしにしても良いスキルではなく、

現実には、4技能をバランス良く並行して進めていく必要がありますね。

まず小学校低学年では、単語の正しいスペル強化を中心に進めていくと良いですね。

リーディングが良くできるお子さんでも、読める=書ける とも限らず、

フォニックスのルールをライティングにも落とし込んでいく地道な作業が重要になります。

次に、簡単な文章が書けるようになると、テーマを決め、テーマに沿った作文を自由に書いてみるのが良いでしょう。

オンラインレッスンでは、Raz-kidsライティングのWrite Your Wayという機能を使用しています。

文を書くことに慣れてきたら、生活圏の範囲内を飛び出して、想像力豊かに、語彙力を広げていくことも子どもにとっては楽しいもの。

これは、同じくRaz-kidsライティングのBuild-A-Book機能。

自分でバックグラウンドや登場人物を選び、自由に物語が書けるような仕組みなので、

子どもによっては、書く内容が限られていたり、作文の中身に広がりがなかなか持てない場合は、こんなツールも非常に便利です。

そして、最終的には、論理的な思考が展開できるパラグラフ・ライティングを目指していきましょう。

Process Writing Workshop機能では、

パラグラフごとにアイデアを展開したり、トピックセンテンスを意識した書き方などが鍛えられます。

添削しながら、生徒さんにコメントを残すこともできるので、ドラフトの書き直しに便利なオンラインプラットフォームとなっています。

とにかく応用力が問われるライティング。

基礎力あっての応用力ですが、基礎力だけではどうにもならないのもライティングの難しいところですね。

テレワーク?リモートワーク?何が違う?

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、普及してきたテレワークやリモートワーク。

一方、シンガポールでは、テレコミューティング telecommuting (commute=通勤) という言い方の方がむしろ一般的ですね。

ところで、このテレワークやリモートワーク、同じようなことを意味していて、実際に違いはあるのでしょうか?

語源から考えてみると、同じです。

英語には、ギリシャ語やラテン語を語源とする単語がたくさんあります。

テレワークのテレは、ギリシャ語のtele(遠く)に由来します。

テレビのtelevisionや、電話のtelephone、電報のtelegraphなど、teleの接頭辞が付く単語は身近にたくさんありますね。

一方、リモートワークのリモートは、ラテン語由来で、同じく「遠い、遠隔」を意味します。

身近なところでは、リモコンの remote control などがありますね。

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新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、最近よく耳にするようになったパンデミックという言葉。

このパンデミック pandemic も、語源的に見ると、ギリシャ語由来です。

分解してみると、panは「全て」を表す接頭辞、

そしてdemos=人々が合わさった言葉から、「広範囲に広がった感染症」を意味するようになりました。

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こうしてギリシャ語やラテン語の語源を意識してみるのも、英語の語彙力向上につながり、おすすめですよ流れ星

ハイパーマーケットは、スーパーマーケットより大きいイメージがありますが、語源的には意味は同じで、hyperはギリシャ語、superはラテン語由来ですキラキラ

TIME for Kidsで時事英語

インター校に在籍するお子さんで、かなりの英語力が身についている生徒さんでも、

ネイティブのお子さんに比べ、圧倒的に不足してしまうものの中に、

時事英語があります。

英語でニュースに触れることが少なく、家庭内でも、

時事問題を英語で話題にする機会が少ないためです。

小学生ですと、テレビや動画で英語のニュースを聞いても内容が難しく、普段から時事英語に触れることが少ないのですが、

一方、英語を母語とするご家庭では、お子さんが実際に意識してニュースを見ていなくても、

英語のニュースが流れていたり、周りの大人が経済や社会情勢などを話題にするのを耳にするため、

自然の流れとして、時事問題が学校で話題に上がることもありますね。

普段から、英語でニュースを読んだり聞いたりする習慣がないと、

話題についていくのも困難で、ネイティブと同じ土俵に立って話をするのに限界があります。

そんな時に役立つのが、子ども向けに発信されているニュース記事。

こちらは英字雑誌 TIME の子ども版ですが、

そのウェブサイトTimeforkids.comでは、ニュース記事が学年別にまとめてあり、

学年相応の内容が、相応の難易度で読めます。

いきなりニュースを英語で聞き取り、短時間で正確に内容を理解するのは難易度が高いかもしれませんが、

こうしたサイトのニュース記事に普段から触れるように心がけていると、時事英語にも敏感になってきます。

まずは、こうした時事問題を扱う記事を読む習慣をつけていくと、

内容を把握した上で、テレビや動画のニュースが聞けるようになり、ニュース特有の語彙力もついてきます。

内容も多岐にわたり、教材としても優秀なサイトですが、

難しい単語はハイライトされており、そこをクリックすると、意味が表示されるだけではなく、

それを音声としても聞ける、という優れもの。

いずれにしても、英語でも日本語でも、子どもが普段から時事ニュースに興味が持てるようにしてあげるのも、周りの大人の工夫次第ですね。

オンラインレッスン継続

7月になり、サーキットブレーカーもフェーズ2へ移行し、

習い事も順次、再開してきていますが、

英語のレッスンは、当面、オンラインで継続いたします。

オンラインレッスンが意外にも順調であること、

そしてお互いの接触機会を減らすという意味でも、

レッスンのオンライン継続は、生徒さんのご賛同をいただき、

新規生徒さんにもオンライン授業をご案内させていただいております。

当面、体験レッスンや初回レッスンは、出張による対面レッスンも可能ですが、

その後、オンラインへの移行を前提としております。

オンライン授業開始に伴い、メリットは多数ありますが、

その中でも、100% 英語でのレッスンが可能になったことと、

ライティングが効率良く指導できるようになったこと、

この二つがとても大きく変化したように感じます。

私は、生徒さん一人ひとりに合わせ、レッスン中の英語と日本語の比率を微妙に調節しながら、レッスンを進めます。

英語力を全般的に強化したい場合は、レッスン回数を重ねるごとに、英語の量を増やしていくことは当然ですが、

日本語よりも、むしろ英語の方が強い生徒さんには、私はあえて英語を使用することを極力避けるようにしています。

中には、2~3年指導してきている生徒さんもいますので、レッスン開始当時から比べると、かなり英語力がついてきているわけですから、

英語オンリーのレッスンでも受講可能なところまできていても、それが

なかなか実現しませんでした。

日本語を多く使用するレッスンからスタートしているわけですから、

英語のみのレッスンは、お互いどこか不自然に感じてしまう。

これが一番根底にあるかと思います。

それが、オンライン授業への移行を受け、英語だけでレッスンを行うことを心掛けてみると、案外スムーズにいきました。

生徒さんの方からも、日本語が出てくることが全くなくなりました。

授業中、私に英単語の説明を求められ、生徒さんの口から日本語が一言ポロっと出てくることはあっても(英語で説明するよりも日本語で一言で説明する方が早いと思ったのでしょう)、

こうした意図的な場面を除き、日本語の発話がゼロになったお子さんが3名ほどいらっしゃいます。

オンラインという新たなレッスン形態へ切り替えたことによる、おもわぬ副産物です。

そして、次に、想像もしていなかった効果がハッキリ現れたのが、意外にもライティング指導でした。

ライティングは、英語4技能の中でも、最も難易度が高く、生徒さんも苦手意識を持っているので、やりたがりません。

エッセイの課題→添削→再提出の従来のサイクルでは、コメントを書いたり、口頭でのフィードバックは可能ですが、

そこに、どうしてもタイムラグが生じるので、うまく伝わっていないと、生徒さんもうまく訂正できないですし、時間がかかるわりには実りが少なくなってしまいます。

オンライン授業で、画面を共有した上で、私のパソコンに生徒さんがリモート操作(遠隔操作)することを許可することにより、

一つのエッセイを二人で同時に書き込みながら仕上げていくという方法を取ったところ、生徒さんがライティングにかなり積極的に取り組めるようになりました。

ITネイティブの子どもたちは、紙と鉛筆では、なかなかモチベーションが上がらず、パソコンの前では意外と集中できるという側面も実際ありますが、

画面に書き込みを同時に可能にする手法を取ると、瞬時に訂正が可能なため、こちらの説明も理解しやすいようです。

また、「頻出単語を同意語に書き換えてみよう」という声掛け一つにしても、パソコン上でその場で同意語を検索し、いくつかある中から最適なものを探していくという作業も生徒さんと一緒に行えるので、

そこにタイムラグが一切なく、どこをどう訂正すれば良いのか、訂正・改善のコツがつかみやすくなっているようです。

いわばリアルタイム添削ですが、お互いに使えるキーボードが目の前に一つずつあるので、

キーボートを一つシェアする対面でのレッスンとはまた違う試みで、

指導する側・学習する側、双方にメリットのある方法です。

指摘された間違いを消しゴムで消して書き直す・・・という煩わしさもなく、

一瞬でデリートし、タイプしなおせるパソコン上の便利な機能が一役買ってるのは間違いないですが、

これでライティング向上が期待できるのであれば、便利なツールですよね。

お陰で、あんなに嫌がっていたライティングですが、毎回、レッスンの最後の20分はライティングにあてることが今では当たり前になってきました。

新型コロナウイルス感染拡大で、様々な分野で半強制的にオンライン化が始まりましたが、英語レッスンに関しては、質・量ともに内容が向上し、とても良いターニングポイントとなりました。

英語多読のコツ③ チャンクで語彙力を高めよう

チャンク (Chunk) という英語をご存知でしょうか?

辞書を引くと「大きなかたまり」という意味が出てきます。

単語を一つひとつ丁寧に意味を調べ、覚えていくのは、

語彙力を高めていく上で必要な作業ですが、

多読を目的とした読書の場合、または、分からない単語が多い場合、

幾つかの英単語を一つの意味のあるかたまりとして捉えるスキルは、

chunking チャンキング(チャンク化) learn in chunks チャンクで覚える

という方法で呼ばれます。

例えば、フェアリーシリーズの第3巻 Saffron the Yellow Fairy で具体的に見てみましょう。

“It’s a bee!” she gasped. “Run!” Kirsty cried.

………

“I wonder who lives here?” Kirsty panted.

………

Rachel and Kirsty looked at each other in dismay.

………

“Saffron, you have to come with us!” Rachel burst out.

………

Rachel shivered as something soft and cold brushed against her cheek.

青字の部分は、どのページにも必ず1回か2回は出てくるという類の単語ですが、

これをチャンキングしてみると、こんな感じです。

頻出単語をフィーリングで分けました。

上記の青字で示した単語は、右側のリストに多く当てはまる表現ですね。

意味を正確に把握するというよりも、その単語をイメージする力が、

チャンキングによって鍛えられます。

次に、こんなパッセージでは、

She reached into her pocket and took out her bag. It was glowing with a soft, silver light. When she opened it a cloud of glitter shot up into the air. Kirsty slipped her hand into the bag. “There’s something here.” She drew out a tiny, shining needle, threaded with a fine silk.

こんなチャンキングができます。

どれもキラキラというイメージを持つ単語ばかりですキラキラ

このように、チャンキングを有効に活用することによって、

言葉の持つイメージを意識しながら読書が進められるようになります。

 

広い視点から英語を見る。

是非、意識してみてくださいね。

英語多読のコツ②

英語多読の最初の難関は、語彙力をどう伸ばすか、ということだと思います。

語彙が不足していては、読書は持続できませんが、一字一句、意味をその都度、辞書で調べていては、全く先に進めず、もどかしい。

そのためには、語彙力を増やす努力も大事ですが、それにはコツも必要です。

語彙力強化につながるコツを上手に取り入れながら、リーディングを少しずつ進めていくと、1冊読み終えるのも、実はそんなに大変ではありません。

単語を覚えるコツが身につくと、語彙の推測力も上がり、英語で読む力や速さに直結していきます。

流れ星Homophones(同音異義語)

例えば、crowd(人混み)という単語が出てきた場合、たいていの子は、cloud(雲)を思い浮かべます。

この英単語は、厳密には、同音ではありませんが、カタカナにすると、どうしても同音に聞こえてしまい、混同してしまいがちです。

他にも、for/four, road/rode, two/too, week/weak, stair/stare, by/bye, right/write, meet/meat など、色々あります。

同音異義語は、どちらの単語も同時に覚えてしまうと一石二鳥ですピンク音符

流れ星Preffix/Suffix(接頭辞・接尾辞)

例えば、magic→magical, sand→sandy, excite→excitement, color→colorful, pain→painless などは、base word(語幹)+suffix(接尾辞)と覚えましょう。

特に-fulや-lessなどは、分かりやすいので、単語の推測にも役立ちます。

Preffix(接頭辞)も、意味が分かれば、語彙力向上に直結します。

DISagree, UNpleasant, REstart, MISunderstand, PREcook などは、preffix(接頭辞)+base word と理解できれば、推測力も向上します。

流れ星Compound words

基本的に、base wordが二つ組み合わさった単語です。

Cupcake, baseball, sailboatなどは、分かりやすいですが、少し長めの単語に直面すると、子どもは瞬間的に難しいと感じてしまうので、例えば、straightforwardという英単語は、分解して、straight+forwardが組み合わさったものと理解すれば、分かりやすいでしょう。

流れ星単語帳の活用

英語力向上に語彙力が欠かせないのは、今も昔も同じです。

ただ、昔はアナログでの単語帳が主流でしたが、今はオリジナルのデジタル単語帳が簡単に作成できますので、是非、活用してみましょう。

生徒さんが実際に使用しているものでご紹介すると、「シンプル単語帳」や「自分で作成する英単語帳」などがありますが、他にもアプリはありますので、ご自身の用途や使いやすさで選んでみると良いです。

ここで役立つのは、本を1冊または1章ごとに、フォルダーにまとめる機能です。

そして単語を入力する際、本のどのページに出てきた単語か、そのページ番号も記入しておくと、後から探しやすいですね。

どれも簡単に単語が登録でき、アプリによって呼び名は異なりますが、クイズ機能や暗記モードを利用すれば、毎日どれだけ単語を覚えたか自己診断ツールにもなる優れものです。

↑ これは、「自分で作成する英単語帳」の暗記モード画面 ↑

子どもたちはゲーム感覚で語彙力が鍛えられ、覚えた単語が一目で分かるため、達成感も得られます。

 

どんな状況であっても、夏休みは子どもにとって常に楽しいもの。

健やかに過ごしつつ、夏休みのお供に、英語の多読ハート

有意義な夏休みを過ごすための、英語多読のコツ①

6月に入り、インター校では、2ヶ月ぶりの分散登校ですが、

学校が再開したものの、早いところでは、明日から夏休みに突入という学校もあります。

インターといえば、夏休みがとても長いですが、今年の夏休みは、一味違うものになりそうですね。

再入国が厳しく制限される中、学校からは、やむを得ない出国以外は極力、控えるよう異例の呼びかけ。

皆さん、近場への旅行も、日本への一時帰国も諦め、今は島内でのステイケーションすら叶いませんね。

そんな、普段とは違う夏休み。

それでも、8月には、新学期が必ず来ます。

引き続きオンライン授業が継続されるかもしれませんが、どのような形であっても、8月には再び英語での授業へスムーズに移行できるようにする。

そんなことをちょっとでも心掛けながら、この時間を大切に過ごしてもらいたい。

こんな思いから、有意義な夏休みを過ごしてもらうために、英語の多読を少しでも後押しできるようなヒントを、今日はシェアしていきます。

英語の本を一人で読んだことがない子に、いきなり一冊渡しても、すぐに読めるものではありません。

しかも、自力で読み終えたとしても、次の一冊へと順調に続き、そこから多読が楽に継続できるとも限りません。

ただ、子ども一人ひとりに合った選書さえ間違えなければ、多読への一歩は、それほど大変なものではないのです。

子ども一人ひとりの英語力も、もちろん重要な判断材料ですが、年齢や好み、性格なども考慮した上で、その子にとってのマイ・ファースト・ブックを厳選してあげることで、多読への道は、ほぼ達成できるといっても過言ではありません。

それだけ選書は大事です。

簡単すぎてもモチベーションが下がりますし、英語を読む力が備わっていても内容が面白くなければ読む気力も維持できません。

インター校に通うお子さんの英語力はケースバイケースなので、一人ひとりが面白いと思える内容を模索しながら、その子の英語力よりも少し上のものを選ぶと良いでしょう。

少しのサポートで楽しく読める程度、その辺りを目指すような感じです。

この夏、英語の多読を試みたいという方は、お子さんと一緒に、最初の一冊に付き合ってあげましょう。

始めから、分からない単語ばかりが並んでいたら、当然、前に進むことはできません。

そこで、英語を読み進めるのに語彙力を向上させ、リーディング力をつけるのに効果的なコツも必要になってきます。

まずは、登場人物をしっかり把握しましょう。

登場人物を把握しながら読み進めるために、登場人物は、出てきた順に、丸で囲んでいきましょう。

誰がどのページで登場したか可視化することで、物語の流れがつかみやすくなります。

小学校低・中学年用の多読リストに掲載したフェアリーシリーズやドラゴンシリーズは、登場人物が限られていますので、多読の一冊目として非常に読みやすく、多読の初心者向けとして最適です。

次に、分からない英単語には必ず下線を引きましょう。

下線が多い場合は、その場で辞書を引き、直接意味を書き込んでいきながら読み進めると良いですが、分からない単語がページ毎に数個程度でしたら、下線は引きつつ、読書は止めず、前に進みましょう。

これを継続することにより、部分的に意味が分からなくても、読み通す力が養われていきます。

シリーズものを読み続けることの利点は、同じ単語や表現が繰り返し出てくるという点です。

当然、頻出単語は、自然と身についていきます。

登場人物は丸で囲み、分からない単語には下線。

とてもシンプルですが、これが習慣化されると、必ず語彙力とリーディング力アップにつながります。

シンプルだからこそ、続けましょう。英語上達に近道はありません。地味ですが、地道にコツコツが、そのうち「こんな本も読めるようになった!」という喜びに通じます。

分からない単語は、そのままにせず、単語帳などにまとめる作業が今度は大事になりますが、それは、次回、さらに語彙力を強化していくコツなどと一緒にご紹介していきます。

 ★ STAY SAFE & HAPPY READING ★ 

 

外出できない時こそ、英語動画で英会話力アップ!

外出できない日々が続いていますが、ストレスを感じている人、創意工夫で意外にもエンジョイできている人など、皆それぞれだと思います。

家で過ごす時間は増えたけど、仕事、家事や子育てなどに追われている方がいらっしゃる一方で、

時間があるからこそ、何か新しいことを始めたいという方、あるいは、

今まで多忙を理由に、なかなか手がつけられなかったことに着手してみる、今はそんな良い機会でもありますね。

そのうち、やってみようと思っているリストの中には、英会話も入っていることが多いのではないでしょうか?

私が生徒さんにお勧めしているのは、英語の動画。

まずは、一回完結のシットコム(シチュエーション・コメディー)がお勧めです。

生徒さんは、ネットフリックスなどで、思い思いの動画を見つけてこられ、それぞれ楽しんでいるようです。

そこで、ただ観て終わりでは、何も効果はないので、同じ動画を3回に分けて、意識して、動画を上手に取り入れることをお勧めしています。

①日本語の字幕で一通り観る(内容把握)

②英語の字幕で観る(字幕と内容の一致)

③字幕なしで観る(英語の聞き取り)

これだけでも、英語に対する意識が上がり、自分でも実際に使ってみようという英語の表現が出てくるものですが、

実は、もう一つ、学習を完結させる上で大事なステップがあるのです。

それが、間隔をあけて、再学習。

この場合は、再視聴ですね。

英語に限らず、何事もそうですが、時間をあけて、学習の再確認が更なるステップアップまたは知識の定着につながります。

間隔反復と呼ばれるものですが、これが意外と重要なのです。

なので、一定期間をあけて、再度、同じ動画を視聴するのですが、今度は、逆の順番から始めます。

①字幕なしで観る(英語をどれだけ覚えているか)

②英語の字幕で観る(未だ聞き取れない単語の確認)

③日本語の字幕で観る(日本語と英語を一致させる)

これで、忘れてしまった単語は再学習し、今度こそ定着させ、逆に、意外にも覚えていた単語があることに自ら気づくと、嬉しいものですし、自分の進歩が実感できますね。

シットコムに慣れてきたら、そのうち、もう少し長めのドラマにも挑戦してみましょう。

英会話で常に誤解されがちですが、アウトプットには、十分なインプットが欠かせません。

英語を上手に話せるようになりたいと思ったら、話すことよりも、先ずはたくさん聞いて、たくさん読んで、インプットをとにかく増やすことです。

目指しているアウトプットを達成させるためには、その目標とするアウトプットの何倍ものインプットが必要になってきます。

少ないインプットでは、それに見合うだけのアウトプットにしか到達できません。

目指しているアウトプットは、どの辺なのか?

目標が設定できたら、ひたすらインプットです。

英会話は、アウトプットが大事と言いますが、まずはインプットです。

アウトプットの完成度を上げていくのは、インプットしかありません。

外出できない時こそ、インプット強化ビックリマークビックリマーク

【英語の多読にお勧め】インター校 中学~高校

インター校 ミドルスクール(中学)以上の読書は、ディストピア小説 (dystopian books)、歴史小説 (historical fiction) や リアリズム小説 (realistic fiction) が中心になるでしょう。

音符ディストピア文学

音符Historical Fiction

音符Realistic Fiction

音符Lord of the Rings シリーズ

高校生だったら、読めるようになっていると良いレベルです。

ミドルスクール以降は、英語の授業で、読む本を課題として指定されるので、家で何を読むか、ということは、小学生ほど重要ではありません。

この時期は、多読よりも、読解に力を入れましょう。

作品を一つひとつ丁寧に読み込み、主人公や登場人物の心情の変化や成長、物語の流れに反映した言動や出来事などに注視し、情景描写から様々な情報を読み取るという、もう一歩踏み込んだ英語力が必要になってきます。

語彙力の維持・向上は必須ですので、自分のニーズに合わせた単語帳作りを習慣化させ、語彙力強化に努めましょう。

学校の課題読書と並行して、趣味としての読書も相乗効果がありますので、趣味としての多読も続けていくと良いでしょう。

【英語の多読にお勧め】インター校 小学校中~高学年

インターの小学校中学年~高学年のお子さん向け多読お勧めリストです。

下記リストは、一見、レベル設定が高く見えるかもしれません。

しかし、インター校で学ぶお子さんにとって、同級生は、ネイティブスピーカーまたは、同レベルの子がほとんどです。

同学年の子どもたちは、このレベルのものを普段から読んでいることを考えると、自ずとクラス内での学習内容についていくには、この程度の英語力が必要になってくるといえます。

最初は、低学年~中学年程度のものから始め、徐々にリーディング力をつけていくことをお勧めします。

音符Classic Starts シリーズ (名作を子ども向けにアレンジ)

若草物語 (Little Women) や三銃士 (The Three Musketeers) 、チャールズ・ディケンズの大いなる遺産 (Great Expectations) など、55の名作が子ども向けにアレンジされたものです。

音符ハリーポッター シリーズ

音符The Land of Stories シリーズ

音符Percy Jackson シリーズ

音符Keeper of the Lost Cities シリーズ

音符Realistic Fiction 

ミドルスクールに上がると、この手の小説は、たくさん読むことになります。

小学校高学年になったら、ファンタジー以外の小説にも親しんでおくと、ミドルスクールで要求されるレベルを先取りできます。

小説によっては、感情移入しにくい作品もあるかもしれませんが、とにかく沢山読んで、自分の好みの作者や作品を探してみることです。

学校によって、高学年になると、guided reading や book club と称した、少人数で同じ本を読み進め、読解力を強化していくリーディングの時間が導入されていきますが、ほとんどが Realistic Fiction リアリズム小説と呼ばれる作品を読むことになります。

映画化され、ジュリアロバーツが母親役を演じて、話題になりました。

日系人作家シンシア・カドハタによるニューベリー賞受賞作。

 

子どもが、好きな作品に出合い、英語の多読を継続するには、良書との出合いも大切です。

英語の多読が趣味になるには、作品選びも大事なプロセスです。