●ピアノレッスンのモットーは、『褒めて伸ばす』
こんにちは。
シンガポールでピアノレッスン♪
Learning Stageピアノ講師の吉田紗綾です。
私のピアノレッスンのモットーは、『褒めて伸ばす』です。
子供は褒められると、
・もっとできるようになりたい!
・もっと頑張ろう!
という気持ちを持つことができます。
そして自分のやっていることはこれでいいんだ、という安心感を持つこともでき、
自己肯定感を育むこともできます。

◎『褒めて伸ばす』をモットーにしたきっかけ
私の母は、音楽は大好きですがピアノに関しては素人です。
そんな母ですが、幼い頃から、
『さやの弾くピアノはいい音がするね〜』
『ピアノ弾いてみて〜』
と声をかけてくれて、
曲が完成してくると、
『上手になってきたね!』と褒めてくれました。
もちろん練習しなさいと言われたこともありましたが、
そう言われたことよりも、
褒められるような、期待されるような声かけをしてもらったことの方が強く印象に残っています。
ピアノの先生からも、
『そう、その音で!』
『難しい曲をよく頑張ったわね。』と
認めてもらえたことを今でも覚えています。
幼い心に訴えかけるのは褒められたり、期待された経験であり、
それをきっかけに努力をすることの大切さを学びながら、少しずつ自信をつけていったように思います。
私自身の幼いころの経験や、今までの生徒さんとの関わりを通して、褒めることこそ子供の成長に最も大切なことだと感じています。
◎『褒める』と『甘やかす』は違う
しかしそんな中で
褒めることと甘やかすことは、何が違う?と考えたこともあります。
私自身はたくさん褒めてもらうことでピアノや音楽を好きになり、自ら進んで練習するようになりました。
褒めてもらうことが多くても、甘やかされたと感じたことはありません。
それは先生が、
直すべき点については厳しく接し、
その上で私自身の努力とその結果をしっかりと見つけ、褒めてくれるという過程があったからだと思っています。
何でもかんでも褒めることは甘やかすことに繋がってしまい、生徒さんも『こんなものでいいのか』と感じてしまうでしょう。
私のレッスンでも手の形、姿勢、音の響き…上げたらきりがありませんが、
改善すべきことは確実にできるようになるまでしっかり伝え、それについて妥協するつもりはありません。
(まだレッスンが始まったばかりなので優しいと思われているかもしれませんが、時には厳しく!いきますよ~笑)
そんな中で生徒さんの少しの良い変化を見逃さないようにレッスンに取り組んでいます。
毎回のレッスンで、今までできなかったことが少しずつできるようになることの喜びを感じていけるよう一歩一歩頑張っていきましょう。
吉田紗綾
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