直木賞小説”蜜蜂と遠雷” 映画版

以前紹介しました音楽コンクールを舞台にした小説”蜜蜂と遠雷”、映画化が実現され、ついに10月に日本で公開予定です。

これだけ見にでも日本に行きたいぐらいです。残念ながら秋以降は日本に帰る用事は今のところなく・・・

音楽コンクールのことをご存知の人もそうでない人も、詳細で巧みな描写によってその世界に引き込まれていくような小説でした。
なかなかコアな世界のことですし、”のだめカンタービレ”の時よりも演奏のシーンは多分多いと思われ、役者さんがどこまで表現できるのかなと(演奏はもちろんプロ奏者が吹き替え)最初は映画化も不安視する声もあったようですが、
先行試写会のレビューを読むと興味が出てきました、見に行く価値は大いにありそうです、ああ、行きたい・・・

ところで、このトレーラーで出てくる(35秒あたりから)音楽にハっとしませんか?なんだか運命的で支配力が感じられるような。
小説中でヒロインが演奏するプロコフィエフ作曲 ピアノ協奏曲2番です。

CMやスケートの曲によく使われるようなよく知られたピアノ協奏曲ではなく、実は演奏の機会も少なく、ラフマニノフやチャイコフスキーの協奏曲のようにメロディックな感じは多くないので、一般うけするような曲ではないかもしれません。でも見事な作品で難曲中の難曲、演奏者も弾きごたえがあると思います。

この曲が入ったCDを二つ所有しており、時々聞いています。
今をときめくヴィルトゥオーゾ(技巧的な、技術力が非常に高いという意味)ピアニスト、ユジャ・ワン(写真上)そして円熟のピアニスト、オリ・ムストネン(写真下、左)
ムストネンのものは以前シンガポールにて実際にこの2番を聞くことができました。会場でこのCDを購入し氏にサインをいただきました。
二人の演奏は対照的ですがどちらも強い感情が現れ魅力的な表現でいつまでも聞いていたくなる演奏です。
映画では日本人女性ピアニストが吹き替えています、彼女のも全部通して聞きたくなりました。

トレーラーで流れている部分は冒頭ではなく途中からですが、この協奏曲は冒頭がとても魅力的。
全楽章通じてとても音の数が多く、とても難しいです、楽譜みてちょっとやってみましたけど・・

10月に日本で映画をみる機会がある方はこちら、おすすめです。

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