コンクールの伴奏

2週間後、ヴァイオリン協奏曲(1楽章)の伴奏出来る?と話しがあり、急遽引き受けたのは地元のヴァイオリンコンクール、高校生の日本人女子学生の伴奏をさせていただきました。
予選時の伴奏者が本選の日は不在で出来ないとのことで探していらしたようです。
曲はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、情緒あふれるあのお馴染みの冒頭から華やかに展開する壮大な協奏曲です。

短い準備期間だったものの何とかお互いの都合をつけ、幸いにも2回ほど合わせ練習をすることができました。
え?2回だけ?それでいいの?と思われるかもしれませんが、こういった場合本番まで1回のみ、もしくは当日合わせのみ、ということが多いのです。


上記写真は合わせ練習時のもの。
彼女が当地で師事しているヴァイオリンの先生も来ていただきました。
このような時、楽器の先生は伴奏者には”ここはもう少し抑えて(弱い音で)””ここはもう少しゆっくり””冒頭はゆっくりめから入って”などという指示が多く今回も主にそうでしたが、先生によっては伴奏者にも厳しく表現の仕方や技術的なことを細かく要求されるケースもあります。

ソリストもピアノが結構弾ける人、ピアノに詳しい人は伴奏者にもいろいろ要求してきます。どうしても相性がイマイチ、演奏が好みでない、という場合はクビになることも(恐)。

なので音楽家夫婦にはソリストと伴奏者というケースも多々あります。
何でも率直に言いあえて時にはぶつかりながらお互いの音楽を創り上げていくのがアンサンブルの醍醐味です。

コンクール本番中は撮影不可でしたので終わってからのショット。
日本の音楽大学を目指して頑張っています!
ここでの暮らしも学校も音大受験もこれからの人生においてすべてが貴重な経験になるでしょう。
彼女やそれを支えるご両親をみて私も昔を懐かしく思い出しておりました。