希代のエンターテイナー永遠に….

(R.I.P 斎藤雅広先生)
8/17日午後に報道が出て以来現在も、名だたる演奏家や著名人たちが次々にSNS、ブログ等で追悼のコメント、投稿をしていらっしゃるところ私なんかがとてもおこがましく投稿しようかどうか迷っておりました。
まだ62歳。。演奏家は定年退職などはもちろんありませんからもっともっと、先生ならあと20年ぐらいは弾き続けていられたはずです。残念でなりません。
コンサートや指導だけにとどまらず、メディアの登場も以前はもっと多く、90年代に放映されていたNHK教育の子供向け音楽番組、”トゥトゥアンサンブル”などはご覧になったことがある人もいらっしゃるでしょうか。
私のようなただの音大卒業生、主婦、一介のピアノ講師にでもいつもご丁寧にすぐ対応していただけて一流の対応に感激し、そして先生のお言葉や文筆には今までずいぶん勇気をもらいました。
ピアノを弾く時はそれらをいつ何時も忘れたことがありません。
”やめないで続けて下さいね”
”やる、か”やらない” か、ただそれだけ、満足のいく歳月を重ねていくには ”やめない”こと ” 何事にも言えることですが並大抵のことではありません。
そして、はい、先生だってまだやめてないですよね、
あちらでさっそくもう弾いていらっしゃいますよね、あの伝説の
”火祭りの踊り”(ファリャ)、聞こえてきますよ。
赤道直下より謹んでご冥福をお祈りいたします。
↑ 最後にお会いしたのは2019年3月、銀座ヤマハの2台デュオピアノコンサートにて。
用事で一時帰国の際、東京に滞在中このコンサートがあるのを知って、申し込んでいた別の音楽講座をキャンセルしてこちらのチケットを取りました。
これが最後になるとは夢にも思っていませんでしたが、変更して行って本当によかった。
握手した肉厚の手の感触、覚えています。
↑ 21,2年前ぐらい?大阪フェニックスホールにて。
ソロではなく先生はチェロの伴奏でしたがソリストよりも目立っており(笑)ロビーで先生のCDを自ら手売り。
 ↑ これも20年前ぐらい。

同級生とのデュオコンサートの為、レッスンしていただく。場所はなぜか大阪府摂津市の市民ホール練習室。

先生は40少しぐらいですね、お若い!
”一緒に写真撮って下さい” といったら”いいよ、え、あ、でもちょっと待って”
とグランドピアノを鏡にしてスタイルをさっと整えられたのを覚えています。
下二つの写真はまだデジカメももちろんスマホもなかった時代です。
インスタントカメラで撮影し現像に出してアルバムに保管していたものです。

 

一番長く習ってくれた生徒さんがついに・・・

 

(この撮影時のみマスク外しています)

日本人駐在員の方も近年は予定より早くの帰任、思ってもみなかった突然の帰任、又他国への移動というご家庭が多くなってきたように思います。

一方で長く見させていただいた生徒さんもいます、今回、現在の生徒さんの中では最も長く4年弱習ってくれたRちゃんがついに離星、他国へ行かれることになりました。

入会時は幼稚園児、そして下の弟さんも産まれたばかりの赤ちゃんだったのがあっという間に彼女は小3、弟さんも現在は幼稚園児、月並みですが本当に時が経つのは早いです!

ご家族の方にもいつもお気遣いいただき、常にこちらも気持ちよくレッスンでき、Rちゃんもよく頑張って様々な曲をこなしてくれました。

次の所は日本人のピアノ講師がいるかどうかは?定かではない地域です。
でもピアノや音楽が好きとのことですし現地で何とか続けていただけたら、
そして現代は映像で繋がることも出来ますので、たまにお顔をみたり話したりすることは又これからもできるのではないかなと思います。

お別れは寂しいですが現代は世界中で繋がることが出来ます。
成長した皆さんといつかどこかで会えるのをいつも願っています。
こちらは歳を重ねてしまいますがまだまだ元気でいますよ!

出張レッスン再開しました

6月21日より規制がいくつかの緩和され、習い事の対面授業も可能になったとのことで(条件あり)、出張レッスンも再開致しました。

昨年のサーキットブレーカー(シンガポール版ロックダウン)よりも休止期間は短かったものの私には長く感じた約1か月でしたが、断捨離や健康診断などの身体メンテナンスにも努めており、万全な体制で又引き続きレッスンを行っていきたいと思います。

生徒さんたちも学校や塾のオンライン授業等で忙しい中練習もしていてくれたようで、

”やっとの再開を心待ちにしておりました”
”対面レッスンを楽しみにしていました。先生にご指導いただくとその場で曲の雰囲気が変わるのを感じられるからです”

等うれしいお言葉をいただきこちらこそ感謝しております。
コロナ禍で様々な状況に付き合っていきながら楽しみも技術も身につけたいですね。

約10年前ぐらい、奈良県の秋篠音楽堂(奈良市)での演奏会。
開演前、リハーサル、出番直前、終演後友人たちと。
1月か2月だったので寒い時期でしたが、幼少期に過ごした奈良県で30年ぶりぐらいに
小学校の先生や一番最初に習ったピアノの先生と再会できて心温まるひと時でした。

実は来年2022年の年明けもこちらのホールで演奏をさせていただく予定で、
関西圏に帰国された元生徒さんたちにもご案内するつもりでした。
ですが、まだまだ入国制限の状況がこの先不透明ですので残念ながら辞退しました。
又いつか機会があることを願っています。
ちなみに家庭にピアノを一番持っている都道府県は??
なんと奈良県だそうです。
有名楽器メーカーの本社がある静岡県ではないのですね。

 

 

 

 

 

 

またしても・・・

(大好きなバティック柄)

昨年に続き再度出張レッスンは6月半ばまで休講となりました。
政府発表では当初、学校や塾は登校不可、対面授業不可、という通達で、
家庭教師の類は禁止とは言及されてなく、そのことをきちんと確認して又、動向を見ながらレッスンへ伺っていましたが今週に入りそれも不可と通達があり、しかもその次の日からいきなり不可能とのことで夜間に皆さまへの連絡に追われておりました。

仕方がないことではありますが残念だったことは来週、つまり今月末で離星によってレッスンを終了される生徒さんが1人おられて、最後のレッスンが実施できなくいきなりお別れになってしまったことです。

その通達はちょうどその生徒さんのレッスン中に出されたようで、そんなことは思いもよらなかった私達は”じゃ、あと一回来週に” ”今のこの曲をさらに弾きこんで自分のレパートリーにしてね” などと言ってその日のレッスンを終えましたがまさかそれが最後になるとは・・・

弊社の他の講師からの引継ぎで中学校に入ってから初めてピアノを習い始めた女の子でした。
でも元は私にお問合せいただいており、その時はタイミングが合わず空きがなくて他の講師になりましたが、双方のスケジュールの都合により継続が難しくなり今度は私が伺うことになったというご縁でした。

読譜は前任の講師からきちんと習っており、真面目にしっかりと練習してきてくれて積極的に色々質問もしてくれてピアノを楽しんでいました。
なので様々な曲に触れて欲しいと思って曲集も1冊増やしたり時々連弾も取り入れました。

半年少しだけの短いおつきあいだったもののこれからも音楽、ピアノを楽しんでくれると思います、そのようにレッスンをしてきたつもりです。
このような終わり方になってしまいましたがシンガポールでのレッスンも覚えていてくれると嬉しいです。

 

 

COVID-19ワクチン接種終了しました

ワクチンの接種が進められているシンガポールで我々外国人にも対象となり、手続きを経て2回の接種を今月終えました。
政府、医療従事者、ボランティアの方々に感謝致します。

副作用に関しては私はあまり心配はしていませんでしたが、念のため接種日近辺にレッスンがあるご家庭には”万が一体調不良になったら休講させていただくかもしれません”とお断りを入れておきました。
多少の筋肉痛があったこと、2回目は接種後14時間後ぐらいから次の日にかけて熱が少し出ましたが、その日はたまたまレッスンがない日でしたので、家でゆっくりしておりました。
ですので通常通りレッスンは行うことができました。
保護者の方々にも、”万が一の時は無理されないで下さい” ”何もなくて良かったですね”等色々お気遣いいただきありがとうございました。

皆様も当地でのワクチン接種に関しては興味ある方が多く質問を受けることもよくありましたので、少しでもお役に立つことができたらと予約の手順や実施の様子、経過などをレッスン後にお話ししたこともありました。

ピアノ講師は生徒さんにピアノを教授することが仕事ではありますが、
互いに異国での生活、子育て世代ということで当地での様々な情報をシェアしていくことも大事だと感じます。
出張ではなくても保護者の方とはコミュニケーションはとれますが、実際にお会いして見聞き、話す方が有意義なことが多いですね。
私も皆様の情報にたくさん助けられています。
以前はレッスン後に茶菓子をいただきながらあれこれ1時間以上もずっとお話していたこともありました(笑)特に子供の教育などの話は尽きないものです。。

ワクチンの接種が完了したからといって油断はなりません。絶対に感染しないということではありません。
引き続き対策をしながら行っていきます。

 

やはり好きこそものの上手になれ、だと思います

https://pianokana.com/28-03-21-piano-atama/

オーストリア、ウィーン在住のピアニスト、日本人ピアノ講師の方のブログをシェアします。上記リンクの記事は概ね私も同じ意見です。
面識はない方ですが、シェア可能とのことですので。

音楽に限りませんが、好きなことや打ち込めることがあれば勉学や仕事にもよい影響を与えることができると思いますし、日常生活の充実度ももちろんのことですね。

昨年の今頃は日本への一時帰国をキャンセルせざるをえなくなり、
そして4月から政府通達による”サーキットブレーカー”(シンガポール版ロックダウン)となりレッスンも3か月間休みとなりました。

もう1年、いや、でもなんだか昔のことだったようにも思えます。
これからは少しでも又以前のようなことが色々とできるよう願いながら、気を緩めずに出来ることを少しづつしていこうと思います。

絵本読み聞かせと音楽

 

日本在住時、子供の通う幼稚園にて絵本読み聞かせボランティアをしていました。この写真は当時のものです。今やこのような密な形の行事は難しいですね。
題材は自由でしたので毎回色々と考えました。
所有していたもの、公共図書館で借りてきたもの、購入したもの、と様々な本を用意していきました。
毎回園児も喜んでくれてこちらも皆と会えるのがいつも楽しみで、
又、ボランティアのお母様方との交流も楽しく、中には在阪局で夕方のニュース等で活躍中の女性アナウンサーの方もいらっしゃいました。
プロの方に読んでもらえるなんてラッキーですね!

何度か行って最終の日、こんな本を取り上げました。

作・絵 みやこしあきこ『ピアノはっぴょうかい』ブロンズ新社

読むだけではなく曲を付けてみたら面白いかな、とふと思い、
教室にあるピアノをお借りすることにして読み・弾き聞かせをやりました。

物語の中には具体的な曲名は出てきません。ストーリーや雰囲気に合わせて何曲か考えて演奏してみました。

普段みんなは幼稚園の先生が弾くピアノしか聞いたことなかったと思いますので、最初はちょっとびっくりしたような感じでしたが物語とともに楽しんでくれました。
10数年前のちょうど今頃でした。

このようなことが又できる日が来たらと願っています。

 

Parti3月号に掲載されました

先月はひとつもこちらに投稿できないままあっという間に過ぎていきました。
3月です、早いですね。
2月は思いがけず身内との別れが相次ぎ、晴れない気持ちでおりましたがレッスンは通常通り行っております。

一方で良い知らせもあり来春(2022年)には地元関西でのリサイタルが決まりました。
その頃には通常通りの渡航ができるようになっていることを願いつつ準備しております。

さて、2019年に続き在星日本人にはお馴染みのフリーペーパー”Parti”
パルティさんに又掲載していただきました!
掲載のレッスン写真は実際の私の生徒さんです、快く掲載の許可をいただきご協力感謝致します。

異国でも母国の言葉で習い事が出来るということはラッキーですよね。
音楽教室も当地にはたくさんありますが、言葉の障害がありコミュニケーションがとりづらかった為レッスンが苦痛だった、少々イヤな思いをしたという声も幾度か聞いたことがあります(地元教室でうまく合っている方ももちろんおられると思います)。

狭いシンガポールとはいえ移動を伴うこと、歳を重ね体力にも限界があることなどの理由ですべての方の地域へ出張は難しく、ご希望に添えないこともあり心苦しいですがレッスンにご興味ある方はお気軽にお問合せ下さい。
体験レッスン含め講師宅、スタジオ等でのレッスンは行っておりません)

様々なピアノ教本

お勉強の参考書と同じくピアノ教本にも様々な出版社からタイプの違ったものがたくさんあります。
昔はバイエル、メトードローズなどから入って譜読みの基本がわかってくるようになるとブルグミュラー曲集やツェルニー教本に入って・・・という進み方が主流だったでしょうか、昔というか大昔ですかね?(笑)

ピアノはお勉強と違って〇歳までに、もしくは〇年生までにこの単元、この曲集に進んでおかなければいけない、ということは当然ありませんので、
教材は人により違い、考えて決定しております。
音楽教室等ではその会社が出版している教材を使用してそのカリキュラムに沿って行っていると思いますが、個人レッスンですので一概に初心者はハイ皆さんコレっ、初級、中級になったら皆コレっ、ではありません。
日本では現在特徴も様々な教材が無数にありますので、それらの情報をキャッチアップしながら選定します。
以前他の講師から移ってこられた生徒さんの親御さんから”以前の時は何だか教本が子供に合わなかったような気がする”と仰っていたこともありました。

店頭で手にとって見られたら一番いいのですが一時帰国もままならない現在それは難しいので、日本におられるピアノ講師や音楽ジャーナリスト、ライターさんらの情報を頼りにしています。
皆さま本当に研究熱心な人ばかりで又その情報を惜しみなくシェアして下さっているので頼りになります。

写真のはだいだい導入(初めてピアノを習う)から初級者ぐらいの教本です。
他にも所有しています。

ちなみに家にある楽譜はこれら生徒さん用の他に私自身のものもあり、以前の島内引越しの際はピアノ本だけでダンボール箱が結構たくさんになってしまい、
”なぜピアノ本がこんなにあるのだ???!!”と地元業者のスタッフに不思議そうに言われました(笑)
いやいや、それでもそんなに多くないほうだと思ってるのですけど・・・

震災チャリティコンサートの思い出


(2012年 東日本大震災復興支援チャリティコンサートにて。来てくれた友人らと)

1月17日は阪神淡路大震災から26年、そして今年の3月には東日本大震災から10年となります。
東日本大震災の時は関西の自宅におり、関西も若干は揺れを感じましたが、東北や関東があのようなことになっているとはすぐにはわかりませんでした。

それから復興に向けて全国、いや、全世界にいる日本人たちも様々な活動を行いましたね。
私も震災の1年後、高校音楽科の同窓生とチャリティコンサートを企画し、収益を全額”被災地へピアノをとどける会”という団体に寄付をする、という活動を致しました。
発起人、代表は同級生で私は出演と広報を担当。他に先輩、後輩にも賛同者を募り第1回目を2012年に母校の教室を無償でお借りして開催しました。
教室ですので定員は60名、小規模なコンサートではありましたが60名きっちり、遠路はるばるお越しいただいた方も多く皆感謝の気持ちでいっぱいでした。


(当時のプログラム。入場料を”協力金”としていただきましたが、それ以上に寄付して下さったご来場者、お越しになれなかった方からも寄付金をいただきました)

チラシもプログラムも皆自分たちで手作りしました。音楽科や音大・芸大等を卒業した人は音楽の仕事しかしていないように世間の方は思われるかもしれませんが、当時のメンバーも音楽以外の仕事をしている者も居りウェブデザインが得意な者、イベント企画・司会も慣れている者、他方面で活躍している者が多くそれぞれの能力を出し合って力を合わせてこのコンサートを創っていきました。

私も実は一般企業に勤務して広報部にいたこともありましたので、コンサートの宣伝に奔走し、そしてまずは何よりも出演、演奏のために精進しておりました。

母校や先生方、その他様々な方のご協力もあり1回目は大成功、そして寄付金も全額”被災地にピアノをとどける会”へ無事寄付致しました。

その他学校の広報誌にも実施の報告ということで私が寄稿させていただきました。

自然災害がほとんどないシンガポールにいると災害に関して無頓着になってしまいそうですが、阪神淡路大震災の時は自宅にいて大変怖い思いをしたこと、東日本はこの企画の思い出もさることながらやはり報道で知る情報にいつも胸がしめつけられ、何年経っても忘れることはできません。

このチャリティコンサートは5回目まで続けました。
私はこの第1回しか携わることができませんでしたが、仲間がそのまま続けてラストの5回目は学校ではなくホールを借りて開催することができました。
メンバーもそれぞれに状況が変わっていきますので、まずは5年程度を目標に続けたいと最初の企画時に話しており、役目は果たしたのではないかと思っています。

今年もまだCOVID-19の終息には至っておりませんが、今出来ることを精一杯元気でやっていこうと思います。
今年に入ってからの新入会者もさっそく居られて感謝しております。
楽しくレッスン致しましょう。